自動車の開発はもはや社会悪なのか? 未来の自動車を考える鍵が見えてきた
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
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いやな話は閑話休題。ここからはクルマの役割について話そう。4月の海外取材中に阿蘇近辺が地震災害に見舞われた。帰国後すぐに熊本市内に住む知り合いと連絡が取れたが、2度目の本震で被害が拡大したようだった。
5年前と同じようにTwitterやFacebookには日本中から支援の声が上がっている。トヨタやホンダはいち早くクルマのプローブ情報を使った災害地の交通状況が分かる通行実績マップを公開した。地震や水害など甚大な被害が国土を襲ったとき、多くのインフラに設置されたセンサーは使えなくなる。信号機や電信柱はどんなに頑丈に作ってあっても自然の力には勝てないからだ。
しかし、クルマは違う。走り回るクルマがお互いに「繋がる(コネクト)」ことで、リアルタイムに交通実績が分かるのだ。国のシステムがダウンしても、繋がったクルマがバックアップになった。この話は2011年3月11日に起きた東日本大震災を教訓にしている。
当時、ホンダでインターナビの開発を担当していた本田技術研究所の今井武さんは振り返る。「ホンダのクルマ同士が電話回線で繋がることで渋滞予測を提供していましたが、震災のときにクルマの走行軌跡に異変が見られました。調べてみると通れない道を迂回しながら必死に目的地に行こうとするクルマだと分かりました」
今井さんの動きは早かった。被災地でクルマが通行できた実績をグーグルの地図に載せようと考えたのだ。グーグル社もホンダの要請をうけ、わずか2日間でインターナビの通行実績をインターネットで公開したのである。こうして見事にクルマが繋がることで人々の役に立ったのは、クルマ好きにはちょっと自慢できる出来事だった。その後トヨタと日産のクルマのデータも重ねることで、さらに災害マップは精度を増していった。
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