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ノア&ヴォクシー試乗。快適な、最高のパッケージ

人にも荷物にも、工夫がいろいろ

家族みんなの快適は、乗り込むところからすでに始まっている。スライドドアの開口部は旧型よりもスライド量が75mmアップし、805mmと大きく開く。大きな荷物を抱えたままでも乗り降りしやすく、ママにとってはチャイルドシートのケアがしやすいのも嬉しいところ。通常のグリップのほか、子供の手が届きやすいチャイルドグリップがあるのも親切だ。ステップの地上高はクラストップの360mmという低さだが、この数値は偶然ではなく、日本人の平均身長から割り出したものだという。

シートは2列目がキャプテンシートになる7人乗りと、ベンチシートの8人乗りが設定されているのは従来と同じ。でも2列目がくるりと回転して外側を向いたり、応接セットのように真後ろに回転できたりといった、特殊なアレンジは廃止された。その代わりに手に入れたのが、7人乗りでは810mmという超ロングスライド機構。3列目を跳ね上げた状態で、まずシートが内側に横スライドし、跳ね上げた3列目を回避するカタチで後ろにグンと下がる。あっという間にリビングのような広大なスペースができ、これなら子供の着替えやオムツ替え、ベビーカーの一時置き場などとして十分に活躍しそうだ。そのアレンジの操作レバーは1本で2役になり、とても使いやすいのにも感心した。

3列目に座ってみると、明らかに旧型よりもゆとりのあるスペース。背もたれは肩よりだいぶ低く、膝が立って体育座りのようになるのは仕方ないが、頭の周囲の圧迫感がなく、左右の余裕もあるので大人2人が並んでもなんとか快適さは保てそうだ。跳ね上げ格納の操作が片手でできるかどうかを試してみると、最後にストラップを差し込むところだけがツラかったが、あとはスムーズ。ただ元に戻す時に、背もたれを立てるレバーに手が届きにくく、引っ張ると腕が挟まりそうになるのは改善して欲しい点だ。

ラゲッジは地上から500mmと低床のおかげで重たい荷物も積みやすそうで、床下収納もたっぷり大容量。収納は大小様々に揃っており、2列目、3列目にもボトルホルダーがあって使いやすい。人が乗っても荷物を載せても、快適な工夫が散りばめられているところはさすがだ。

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