北欧からの逆襲! ドイツを退屈と言い切った新生ボルボのデザイン戦略
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ 1
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「100%の一貫性、100%のブランド、100%の退屈」(ボルボ・カー・グループ デザイン担当上級副社長トーマス・インゲンラート氏)
驚きました。これほど明快な対抗スタイルを見せつけてくるとは。そう、今ブランド再生中のボルボです。先日、新世代フラッグシップの2代目XC90が日本上陸。確実にボルボでありつつ、かつてないノーブルさを備え、いきなりプレミアム・プラグインハイブリッドを出しちゃう先進性が刺激的で販売は日本でも好調。
メインマーケットのアメリカや中国でも好評で去年は過去最高のグローバル50万台。今年四半期も好調で年70~80万台も見えてます。しかし、小沢の見立てでは本当に成功のキーを握るのは次のコンパクト、つまりメルセデスAクラスやBMW1&2シリーズ、アウディA3などと戦うボルボ新40シリーズ。「一体どう変わるんだ」と気になってたけど、やっと見えてきました。先日スウェーデンで発表された新コンパクト用プラットフォームのCMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)でね。
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