BMW i3 のみんなの質問

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ターボエンジンの圧縮比

ターボエンジンの圧縮比は通常9前後ですよね。
なのにBMW335iの圧縮比は確か10.5だったと思いますが
なぜ圧縮比を下げなくても良い理由がわかりません。

タービンが小さいのと比較的ブーストも低いのは分かるのですが・・・

どなたか詳しい方教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

最大の理由は直噴化による、燃焼室内(筒内)の冷却化です。

直噴化すると、筒内温度は約50℃低下します。これにより、耐ノック性が向上し、高い圧縮比が実現できるわけです。もう少し補足すると、下記の理由になります。

●低圧ターボ
低回転域から駆動しやすくするため (ご存知の通りです)

●スプレーガイデッド直噴
ディーゼルエンジンのコモンレール方式のように高圧(といっても、最高200気圧程度ですが)で、燃料を筒内に噴射します。すると、低圧(といっても50気圧程度)の通常の直噴より、噴霧燃料が微細化し、混合気生成がより進むとともに、筒内壁面に燃料付着がしにくくなります。
筒内の壁面近傍に濃い混合気があると、燃焼火炎が届く前に、自発火しやすくなります(これをノッキングといいます)。このため燃焼室の壁面に燃料が付着しにくくなるというのは、重要なことです。
さらに燃焼回数を3回に分割します。

1回目 … 筒内温度を下げて、充填効率を向上させる
2回目 … 噴霧を円錐形状にする
3回目 … プラグまわりの混合気を濃くする

直噴化により充填効率が向上するため、バルブトロニックは併用していません。

簡単ですが、ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2008.5.1 07:36

お二人とも詳しい回答有難うございました。
スプレーガイデッド直噴をいろいろ検索してみました。
聞いたことはあったのですがすごい技術ですね・・・・


その他の回答 (1件)

  • ターボエンジンだから…ではなくターボにも味付け方があります。
    ブーストを上げてパワーを出し、ドカンとくるようなスポーツ、レース向けは8前後もあります。
    下のトルクから出して乗りやすいまんべんなくパワーを出すなら、低いブーストで圧縮比はNAに近くします。
    NAに後付けターボにする場合もブーストを上げなければ圧縮比はそのままでいきます。

    下げなくてもいい理由としては、ガソリンエンジンの圧縮圧力は上限があります。
    それ以上にするとディーゼルみたいに自然に着火、爆発してしまいます。
    ですからNA圧縮比にさらにブーストかけて圧縮すると、圧縮比を20位にした状態(極端にいうと)になります。
    簡単にブーストは上げれますが限界を超えれば壊れます。

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