BMW 8シリーズクーペ、いよいよ11月に本国で発売
掲載 更新 carview! 写真:BMW AG
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約20年ぶりとなる「8」の復活。昨年5月にコンクール・デレガンス・ヴィラ・デステで「コンセプト8シリーズ」が発表されて以来、世界中のファンが再来を待望してきたBMWの新型フラッグシップクーペ「8シリーズクーペ」の発売が間近に迫った。BMWは今般、11月の本国発売に向け、ポルトガルのエストリル・サーキットを走り込む8シリーズクーペの新たな画像を公開した。
エクステリアの陰影を強調するオレンジのボディカラーと、ブラックにペイントされた大径ホイールのコントラストが鮮やかな「M850i」。公開された画像には、かつてFIグランプリも開催された名サーキットを、少ないロール量でクリアしている姿が映し出されている。6月にル・マン24時間レースの会場でワールドプレミアを行ったことにも表れているように、BMWは新生8シリーズをスポーツカーと位置付けている。
M850iが搭載する530psの4.4リッターV8ツインターボユニットは、BMW本社に近いミュンヘンの工場で生産されており、ローンチ時にはこのV8と、3.0リッター直6ディーゼルモデルがラインナップされる。
熟練工の手によりひとつずつ丁寧に組み上げられたエンジンは、ディンゴルフィングの最新鋭工場に運ばれてボディに組み付けられる。7月初頭からディンゴルフィングにおける量産はスタートしており、各国へのデリバリーが待たれている状態だ。
なお8シリーズは来年にはコンバーチブルも登場する見通しで、既にデスバレーにおける酷暑耐久テストの模様なども公表されている。さらに、高性能版「M8」のローンチに向けた準備も進められている。今後も8シリーズは様々な話題を振りまいてくれそうだ。
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