アウディA5シリーズ一新。S5に新型も登場!
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
アウディのA5シリーズ(スポーツバック、クーペ、カブリオレ)がマイナーチェンジ。S5シリーズにはスポーツバックが初めて国内導入された。価格は580万円(A5スポーツバック)~948万円(S5カブリオレ)。
エクステリアは、上端の角が落とされた光沢ブラック仕上げのシングルフレームグリルを新たに纏い、下部が波型となったヘッドライトにはLEDポジショニングライトを装備した「キセノンプラステクノロジー」を採用。リアにも印象的なLEDのライトストリップが設定された。さらにフロントフェンダーは前後重量配分を改善するためにアルミニウム製となった。インテリアは新素材や新色を採用するなどした。
パワートレーンは従来通り、2.0リッターの直噴ターボエンジンと7速Sトロニックという組み合わせのみ。パワー&トルクも従来と同じく211ps/350Nmだが、スタートストップシステムとエネルギー回生システムを全車に標準装備して、約20%ほどの燃費改善を果たしたという。電動パワーステアリングも全車に採用している。
またリヤサスペンションのベアリングとダンパーチューニングを改良してハンドリングと乗り心地を最適化したほか、「コンフォート」「オート」「ダイナミクス」「エフィシェンシー」という4つのドライブモードが選択可能なアウディドライブセレクトをオプション設定した(Sシリーズは標準装備)。さらにインフォテインメントシステムを大幅にアップグレードし、リヤサブウーファー付10スピーカーシステムを標準装備、MMIはコントロール系を一新し操作を簡易化、音声認識機能も改良するなどした。
S5シリーズはスポーツバックを日本初導入。同時にクーペ、カブリオレも改良を受けた。エンジンは7速Sトロニックとの組み合わせで333ps/440Nmを発揮する3.0リッターV6スーパーチャージャーを搭載。従来の4.2リッターV8に比べて燃費が平均40%向上した。0-100km/h加速は4.9秒。専用のSスポーツサスペンションと19インチタイヤホイールを標準装備する。
発表会場ではアウディのアンバサダーを務めるプロゴルファーの上田桃子選手が艶やかな着物姿で登場。「今年は今まで以上に勝ちにこだわるシーズンにしたい」と語り、S5スポーツバックに今年の目標として「頂点」と書き初めした。
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