ノア&ヴォク「G's」設定 スポーツコンプリート車
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
4月にマイナーチェンジを受けたトヨタ ヴォクシー&ノア。スポーツコンバージョン車「G SPORTS:通称G's(ジーズ)」も新設定され、こちらは6月30日からの発売となる。
2機種あった2.0リッターエンジンは吸気バルブのリフト量を連続可変させる「バルブマチック」を組み合わせた3ZR-FAE(158ps、20.0kg-m)に一本化。あわせて7速スポーツモード付のCVTも全グレードに拡大採用し、10・15モード燃費はFF=13.4 →14.4km/リッター、4WD=12.6 → 13.6km/リッターに向上。全グレードで平成22年度燃費基準+25%を達成し、エコカー減税は75%減税に適合。例えばZS(7人乗り)の場合、重量税=4万5000円、取得税=8万1000円、合計12万6000円お得となる。
またエクステリアでは、ヘッドランプ、フロントグリル、バンパー、リアコンビランプなどの意匠が新しくなった他、ホイールが新デザインになっている。インテリアでは回転式キャプテンシート(7人乗り)を新設定。ボディカラーはどちらも3色ずつ新色が設定された。写真は白系ボディがノア、パープル系ボディがヴォクシー。
注目は、GAZOO Racingチューニングによるコンプリートカー「G SPORTS(G's)」。トヨタのマスターテストドライバーである成瀬 弘を中心に、「クルマの味」や「意のままに操る喜びを~」を表現するべく開発されたという。ベース車両は「ヴォクシー ZS、Z」、「ノア Si、S」。
専用エアロパーツ、専用スポーツサスペンションを採用し、全高は30mmローダウン。デュアルスポーツマフラーやLEDイルミネーションビームを採用する他、上級バージョンでは、フロントドアの開口部や床下の溶接を増強してボディのねじれ剛性もアップ。スポーツサスとあいまって操縦安定性や走行安性を高めたとする。インテリアもG's専用シートやアルミペダル、専用レッドスタートボタンなど、スポーツ感を高める演出が施されている。
また、既存のヴォクシー&ノアと同じラインで製造する事でコスト削減を達成。ベース車両プラス30万円程度~の価格を実現している。
・ヴォクシー
TRANS-X(5人乗り/FF) ……205万円
V (7人乗り/4WD) ……290万円
G's Z (8人乗り/FF) ……261万5000円
G's Version EDGE ZS(7人乗り/FF) ……315万円
・ノア
YY (5人乗り/FF) ……205万円
G (7人乗り/FF) ……270万円
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