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2代目アルファード発表 排気量&室内空間が拡大!

最上級ミニバン市場で首位に立つアルファードが、満を持してフルモデルチェンジ。2代目からはトヨペット店扱いが“アルファード”、ネッツ店扱いは“ヴェルファイア”を名乗り、前者は「上品・洗練」を、後者は「力強さ・先進性」をテーマにそれぞれ専用のエクステリアで差別化を図る。特に顔まわりが大きく異なり、アルファードは切れ長の大型ヘッドランプを、ヴェルファイアはロービームを組み込んだ2段組ヘッドランプを採用。専用エアロバンパーやフォグランプなどを装着するエアロモデルはアルファード・ヴェルファイアそれぞれに設定される。

■室内空間がさらに広く

新プラットフォームの採用により全高を45mm低くしながらフロアを55mm下げることで、室内高は従来比+10mm。低床+ワイドトレッド化で操縦安定性の向上も狙った。全長×全幅×全高=4850mm(+10)×1830mm(+25)×1890mm(-45)、ホイールベース=2950mm(+50)、フロントトレッド=1580mm(+10)、リアトレッド=1585mm(+35) ※括弧内は先代比較値(標準7人乗り・2WD車)。

■排気量が3.5リッターにアップ

搭載エンジンは排気量がアップ。従来のV6・3リッターが3.5リッターに置き換えられ、6速ATと組み合わされる。一方の直4・2.4リッターは従来のままだが、新たにCVTを採用。空力特性の改善や高張力剛板を多用した軽量ボディと相俟って、3.5リッターながら先代比約7%、2.4リッターモデルでは約20%の燃費改善を実現した点も、今回注目したいポイントだ。 エンジンスペックは以下の通り。
・V6・3.5リッター[2GR-FE]  ……280ps/6200rpm、35.1kg-m/4700rpm、燃費:9.5km/リッター
・直4・2.4リッター[2AZ-FE] ……170ps/6000rpm、22.8kg-m/4000rpm、燃費11.6km/リッター。
(※10・15モード燃費)

■豪華おもてなし仕様

インテリアは先代を踏襲する形だが、センタークラスターのスイッチ類を大型化、機能別に配置するなど使い勝手を向上させている。フロントシートはクッション&シートバックのサイズを拡大するとともに、座り心地とホールド性を高めた。上位グレードでは運転席8ウェイパワーシートに加え、助手席4ウェイパワーシート+パワーオットマンを装備する。また、最大74度角まで無段階調整が可能な電動オットマン/大型ヘッドレスト/カップホルダー付大型アームレスト/大型フットレストがセットになった“エグゼクティブパワーシート”(セカンドシート)が7人乗りの一部グレードに新設定(アルファード350G“Lパッケージ”、350S“Cパッケージ”、ヴェルファイア3.5V“Lエディション”、3.5Z“Gエディション”)。8人乗り仕様では、セカンドシートの中央席にもヘッドレストを標準装備し、安全性・快適性を高めた。また、サードシートまでつづくLED室内間接照明が全車標準。センターコンソールをほのかに照らすLEDダウンライトや足元照明も設定され、やすらぎ空間の演出や乗員へのおもてなし装備が充実する。

■安全快適装備

S-VSC、7つのSRSエアバッグ、運転席・助手席アクテイブヘッドレストが全車標準。プリクラッシュセーフティシステムやクルーズコントロール、高速道路などでレーンに沿った走行をアシストする“レーンキーピングアシスト”などもオプションで設定する。

月販目標はアルファード、ヴェルファイア各3000台。価格レンジは両車ともに300万円~468万9000円まで。

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