Sクラスクーペ発表、走りを進化させる新機能
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
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メルセデス・ベンツは10月10日、昨年デビューしたSクラスの2ドアクーペバージョンとなる新型Sクラスクーペと、フェイスリフトを施した新型CLSクラス(クーペ/シューティングブレーク)を発表した。
CLクラスの後継として再び“Sクラス”の名が与えられたこのフラッグシップクーペは、「モダンラグジュアリー&インテリジェンス」というコンセプトに基づき、デザイン、安全性、快適性などを高次元で追求したという。デザイン面で最も目を引くのは、片側47個のスワロフスキークリスタルを組み込んだ専用LEDヘッドライトだ。丸みがある円柱状の30個をウィンカーに、さらに17個がポジショニングライトに配置され、ラグジュアリーなフロントフェイスを構成している。
ステレオカメラと6個のレーダーセンサーから得られたデータを解析し、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動アシストして安全性と快適性を高めるシステムが「インテリジェントドライブ」。現行Sクラスにも装備される、前方最大15mの路面状況をステレオカメラで捉えてサスペンションを制御する「マジックボディコントロール」に加え、今回新たに「ダイナミックカーブ機能」が追加された。これは、コーナリング時にその曲率と車速の情報をもとに、油圧ユニットに供給されるオイル量をコントロールしてコーナー内側の車高を下げ、外側を持ち上げて車体を傾ける機能。乗員に働く横Gを軽減し、快適な乗り心地と安定したコーナリングに寄与するという。
S550 4MATICクーペには、4.7L V型8気筒直噴ターボ(最高出力455ps/最大トルク700Nm)、S63 AMG 4MATICクーペには、5.5L V型8気筒直噴ターボ(最高出力585ps/最大トルク900Nm)、S65 AMGクーペには、6.0L V型12気筒ターボ(最高出力630ps/最大トルク1000Nm)を搭載。トランスミッションは全てに7速ATが組み合わせられる。
価格は、S550 4MATICクーペが1690万円、S63 AMG 4MATICクーペが2400万円、S65 AMGクーペが3120万円。また、Sクラスクーペ発表を記念した特別仕様車のS550 4MATICクーペ Edition1(限定188台)は1910万円、S63 AMG 4MATICクーペ Edition1(限定42台)は2470万円。
新型には高解像度・高精度のマルチビームLEDヘッドライトを全車に標準装備。これは、フロントガラス内側のカメラと4つのコントロールユニットによって前方の交通状況を検知し、片側24個のLEDを個別制御して先行車や対向車を幻惑しないよう照射する機能。さらに、コーナー進入時と脱出時にロービームを進行方向に向けて照射する、アクティブライトシステムも装備される。また、CLS 550クーペのトランスミッションを燃費効率に優れる新開発の9速ATに変更。他モデルは7速ATのままだが、粘度の低い新しいトランスミッションオイルを採用し、トルコンの伝達ロスを低減することで燃費を向上させているという。
価格は、クーペのCLS550が1224万円、CLS63 AMG Sが1831万7000円、CLS63 AMG S 4MATICが1847万1000円。シューティングブレークのCLS550 4MATICが1275万4000円、CLS63 AMG S 4MATICが1880万8000円。
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