カスタムの祭典に新潮流? ゴリゴリ系とオラオラ系の合間に見えたもの - 東京オートサロン
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:伊達軍曹 15
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:伊達軍曹 15
そういった現状に一石を投じるため、今回の東京オートサロン2020に大規模ブースを出展したのが、カー用品大手のオートバックスセブンだ。
上のサムネイルから青とグレーと黄色のバケツが写っている写真、あるいはカーキ色の箱みたいなモノが写っている写真をクリックしてみてほしい。そこに写っている物々には「GORDON MILLER」なるしゃれたロゴが印刷されており、バケツや箱などの色や形もいちいちステキである。これならば、車の中や車庫に置いておいてもまったく恥ずかしくない。
このGORDON MILLERというのは、米国ミシガン州のデトロイトで1927年に発祥したカーグッズの老舗ブランド……ではなく、今から4年ほど前に日本のオートバックスセブンが作ったものだ。
同社PR担当の森 華織さんによれば、「カー用品そのものというよりも、車やカー用品の先にある“ライフスタイル”“体験”を多くの人に楽しんでもらいたい」との想いから、ゴリゴリのカーマニアではない割と一般的な人に向けて作ったカー用品および車関係アパレルのブランドが「GORDON MILLER」なのだという。
現在はオートバックスの一部店舗で販売しているが、まだまだ知名度が高いとはぜんぜん言えない状態であるため、今回の東京オートサロン2020にけっこう大きなブースを設置。そして商品説明を行うスタッフも大量投入することで、ブランドの普及と浸透にトライすることにしたのだそうだ。
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