東京オートサロンを考察。各メーカーの想いは?
掲載 更新 carview! 文:すぎもと たかよし/写真:編集部
掲載 更新 carview! 文:すぎもと たかよし/写真:編集部
なぜメーカーはオートサロンに参加するのか? 東京モーターショーがビッグサイトに移った一方、幕張メッセに残り盛況さを増すこのイベントを軽視できないのは当然だ。その意味でトヨタがG's、日産がニスモといったスポーティブランドを中心に参入したのは非常に分かりやすい。ただ、今回の取材をとおし、回数を重ねるごとに各社が独自の内容を反映させ始めているのは興味深い。
スバルが伝統の「ブリッツェン」をカスタマイズカーとして発表したり、ダイハツがコペンの展開だけで勝負に出る、あるいはマツダがユーザーとの対話を期待したイベントを計画するなど、国内メーカーは自社商品の見せ方を工夫し始めている。
一方、インポーターはオートサロンに訪れる「コアでリアルなクルマ好き」を新しい顧客と想定し、ブランドの認知度を上げる場と認識している。
つまり、オートサロンを単に3日間で30万人が訪れる一大イベントとだけ認知するのではなく、その懐の深さと熱さの中で、自社の立ち位置が見えた、あるいは見えつつあることが大きな参加動機となっている。
今後は、各メーカーがその独自色をさらに鮮明にすることがオートサロンの発展になり、同時に来場者の満足度アップにもつながるはずだ。国内メーカーはもちろん、まだ様子見のBMWやアウディ、未出展のVWなどが東京ショーと異なる「見せ方」を考え始めれば、想像以上に面白いことになるはずである。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
[300馬力超]爆速の軽自動車が誕生!! マツダの軽「シャンテ」にロータリー搭載が最高だった
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
イケイケなフィアット「パンダ」も大雨には勝てず…イタリアの最新道路事情を私的にレポートします【みどり独乙通信】
佐藤凛太郎インタビュー:「父と同じ道を進みたい」琢磨の息子がPONOS RACINGからFIA-F4デビュー
小さな「万能SUV」がマイチェン 熟成のフォルクスワーゲンTクロスへ試乗 95psでも魅力的
なぜホンダ「N-BOX」が日本一売れているクルマなのか? Z世代が試乗してわかった軽の枠を超えた快適性と便利さとは
アロンソのペナルティに関する再審査請求をスチュワードが却下。アストンマーティンF1の新証拠には重要性が認められず
6.5リッターV12搭載のフェラーリ新型モデル『12チリンドリ』登場。スパイダーも同時デビュー
ベースは極上2002 クーペ BMWガルミッシュ(2) 現代のカロッツエリアが見事に再現
BMWガルミッシュ(1) 巨匠ガンディーニによる先取り3シリーズ 同意を得ず「密かに」製作!
充電環境もプレミアムブランドにふさわしく
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介
【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!
欧州高級ブランドより200万円は安そう! 夏発売「クラウンエステート」の絶妙な商品力に注目