ホンダがV字回復、VWは年間新記録達成へ
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
ホンダが見事なV字回復を見せている。昨年、乗用車部門で71万2349台(貨物車などを含む新車総販売台数は74万5017台)で国内2位の座を日産から奪い返したが、今年は1~6月の上半期で35万1257台、前年同期比85.0%と乗用車9メーカー中、最も落ち込んでいたのだ。特に軽を除く3/5ナンバー乗用車は、大黒柱のフィットがモデル末期となったことで、前年同期比42.1%減の15万5788台と、日産に7万3000台強もリードされていた。
しかし、9月にモデルチェンジした「フィット」が大ヒット。月間販売目標1万5000台に対し、発売後約1カ月で6万2000台もの受注を集め、10月、11月と2カ月連続で乗用車トップの座を奪取。特にハイブリッド車(HV)が受注の7割となり、納期が3~4カ月待ち状態になっている。さらに11月1日発売の「オデッセイ」も月間販売目標4000台に対し、発売後約1カ月で1万2000台超を受注。11月は4527台で11位と、軽を除く乗用車ランキングで3年11カ月ぶりにトップ30入りを果たし、3ナンバーミニバンでは「トヨタ ヴェルファイア」を抜いて、単月No.1となった。
また一昨年の「N BOX」投入以来、好調が続く軽部門は、10月末時点でホンダの年間販売記録を更新し、初の年間40万台超えも射程内。11月22日発売の「N-WGN(エヌワゴン)」も月間販売目標1万2000台に対し、発売後約1週間で販売目標を超える受注を集め、N BOXに並ぶヒットモデルになりそうな勢い。
これでホンダの乗用車全体の7~11月累計が30万4916台、昨年の同期間に対し18.9%増となり、今年の1~11月累計では前年同期比98.0%まで回復。単月では9月前年同月比41.7%増、10月同51.7%増、11月同49.0%増となっており、12月が31.7%増以上となれば年間合計で前年を超える情勢だ。
ホンダは16年度に国内販売100万台を目標に掲げていたが、来年14年度目標を103万台に設定し、計画の2年前倒しを狙っている。今の状況なら十分に達成可能といえそうだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」