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国産も輸入車も前年比のマイナス幅を大幅改善して先行きは明るい?【マーケット概況・6月】

首位はN-BOXで変わらず 2位にはライズ

新車販売の改善は、乗用車ランキングにも変化をもたらした。前月は軽乗用車の落ち込みが目立ったが、6月はトップ20に入った軽は7台から10台に増加。また、トップ20のうち前年実績を上回ったモデルも2台から4台へと増えた。

首位は「ホンダ N-BOX」。対前年比で34%減とまだ本調子ではないものの、登録台数は前月から3902台増え、1万5557台と人気ぶりを示した。

2位に入ったのは、1万2823台を登録した「トヨタ ライズ」。登録車に限れば、2019年11月の発売以来、3度目のトップとなる。3位は「スズキ スペーシア」。前月は4392台まで落ち込み8位に後退したが、再び1万台を突破し上位に戻ってきた。

4位と5位には、デビューから数ヶ月の「トヨタ ヤリス」と「日産 ルークス」が入った。6位は前年比10%増の9311台を登録した「トヨタ カローラ」。7位「ホンダ フィット」と8位「スズキ ハスラー」も前年実績を上回り、好調ぶりをアピールした。

前月にトップ20から外れた「ダイハツ タント」は9位に上昇した。10位の「トヨタ アルファード」は2ヶ月連続で前年比2ケタ増を達成し、販売は好調だ。

なお、2020年上半期の累計では「ホンダ N-BOX」「スズキ スペーシア」「ダイハツ タント」の順でトップ3となった。また登録車では首位の「トヨタ ライズ」が総合4位に入った。

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