ホンダ、新型インサイトの実車を披露。年内発売決定で予想価格は?
掲載 更新 carview! 写真:市 健治
掲載 更新 carview! 写真:市 健治
ホンダは11月1日、3代目となる新型ハイブリッド(HV)セダン「インサイト」の年内発売を正式にアナウンスするとともに、メディア向けに実車を披露しました。インサイトは1999年に初代が登場、2009年には低価格HVとして2代目を発表しましたが、トヨタ プリウスの影響もあって思うように販売が伸びず2014年に生産を終了していました。
約4年ぶりの復活となった3代目は、シビックと共通のプラットフォームを採用することで、これまでのコンパクトな5ナンバーサイズからひと回り拡大し、価格的にはシビックとアコードの間に位置するモデルとなります。シビックセダン(ガソリン)が265万320円、アコード(HV)が385万円からとなっていますので、300万円前半くらいからのスタートとみるのが妥当でしょうか。ちなみに設定グレードはベースモデルのLX、EX、EX・ブラックスタイル(日本専用)の3つと発表されました。
パワートレーンは2モーターハイブリッドシステム「スポーツハイブイリッド i-MMD」に1.5L直4アトキンソンサイクルエンジンを組み合わせて搭載。日本仕様のスペックはまだ発表されていませんが、米国仕様ではシステム最高出力151hpを発生、市街地での燃費は23.4km/Lとなっています。
外観では新たにデザインされたフロントグリルと、トランクスポイラーの装備が日本仕様専用とのこと。主に若い層を狙ったというシンプルな米国仕様のグリルに対して、クロームメッキを施した5本のバーに変更することで高級感やクラス感の表出を意図したそうです。さらによく見てみると、刀をイメージしたというバーには中央と端部でコントラストがつけられており、その奥にはブラックの格子を置くという凝りようでした。
安全装備面では、「ホンダセンシング」を全グレードに標準装備。渋滞追従機能付ACCや車線維持支援システム、前方・後方の誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリングなどが備わります。
実車を初めてみた記者ですが、扱いやすそうなサイズ感や荷室などの実用性、シンプルにまとめられた内外装にも好感をもちました。3代目の新型インサイトは、プリウスの性能は認めつつもデザインで選択に躊躇しているハイブリッドセダン需要層にアピールできるのではないかと感じた次第です。価格を含めた詳細が発表される年末の続報を待ちたいと思います。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
スズキ新型「コンパクトSUV」まもなく発売に反響殺到! 「“87万円オトク”なら購入検討したい」「内装が想像以上に豪華」「四駆だし雪道で強そう」の声も! 装備充実の「eビターラ」最高級モデルに注目!
スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストでオーバーテイクを促進する“P2Pシステム”を将来に向けた検討としてテスト
シンプルでカッコよく 快適な乗り心地を実現! ヤマハが開発した“電動アシスト自転車”「パスクレイグアリー」ってどんなモデル?
ロロ・ピアーナのオーバーコート──クラシックな定番アイテムから『GQ』が選ぶベスト・オブ・ベスト
やっぱスーパーカー世代のヒーローは「ミウラ」だよね! 半世紀以上前に登場した「黄色いランボ」がオークション登場 どこから見ても美しい“後期型”の価値とは
大幅刷新の三菱「新型デリカD:5」正式発表! 斬新「4枚刃」グリルを「卒業」!? 精悍「黒マスク」で超カッコいい! 唯一無二の「SUVミニバン」どう変わったのか
驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
日産 パトロールはどれくらいランクルを意識しているのか!? 日本導入を前にズバリ聞いてみた!!
ホンダ旧横型ミニ系「北米専用」モデル「SL70」フルレストア フレームをパウダーコーティングでオールペイント!!
トヨタの新スーパーカー「GR GT」はなぜ“カーボンモノコック”ではなく“アルミ骨格”を選んだのか? LFAの悔しさが生んだ“新生フラッグシップ”のねらいとは
NISMO渾身のコンセプトモデルにマイナーチェンジの「Z」や北米人気の「ROCK CREEK」のカスタマイズ車両など豪華絢爛! 日産の「東京オートサロン2026」の展示車両から目がはなせない
日産「セレナ」待望のマイナーチェンジ! 魅力アップの「ルキシオン」に注目
【最上級ベースで黒仕立て】三菱「アウトランダーPHEV」に“ブラックエディション”新登場。専用レザー&内外装ブラック統一で存在感アップ
「ステップワゴン」が“30周年特別仕様車”を追加で攻勢。シートヒーター&全方位カメラ追加で、同日発表のマイチェン版「セレナ」と“真っ向勝負”の構図に
【正式価格と発売日確定】三菱新型「デリカD:5」大幅改良モデルが1月9日登場。液晶メーター&S-AWC搭載で“タフギアミニバン”が次のレベルへ
【実は中身がかなり進化】新型日産「セレナ」マイナーチェンジで何が変わった? デザイン刷新×グーグル搭載×新グレード追加の全貌
先行開発から10年、レース挑戦から5年で到達した「水素が当たり前の光景」。なぜTGRは“超電導”という未知の世界に挑むのか
改良後すぐ受注停止の「ノア/ヴォクシー」…現在は「ノアのガソリン車」のみ。買えない現状にユーザーは“お怒りモード”?
絶好調すぎて受注停止の「ヤリスクロス」。26年2月の改良では10.5インチディスプレイ採用で10万円ほど値上げ【販売店情報】
【軽なのに300万円超え…なぜ売れる?】デリカミニ上級グレードが「普通車ユーザー」に刺さる本当の理由
【誤解】トランプ大統領が「小型車の生産承認」を指示。それでも“軽自動車”の米国進出あり得ないと言える訳
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!