今秋、怒とうの新車ラッシュが巻き起こる!
掲載 更新 carview!
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すっかりVW、メルセデス・ベンツ、BMWに次ぐ人気輸入車ブランドとしての地位を確立したアウディ。昨年も2万4163台、前年比14.2%増と6年連続で前年を上回り、年間ランキング4位を堅持。アウディジャパンとしては日本における年間販売記録を更新中だ。今年は1~7月の累計で1万6195台、前年同期比18.1%増と2ケタ増を継続中で、トップ10圏内ブランドとしてはメルセデス、ボルボ、フィアットに次ぐ伸び率となっている。
そんなアウディが当初、2万6500台だった今年の販売計画を前年比20%増の2万8000台に上方修正。「A8」、「Q5ハイブリッド」の投入などで上半期が好調だったことに加え、今秋にも売れ筋の「A3」を新型に切り替える予定で、今年上半期累計の車名別ランキングでは「A1シリーズ」2815台/14位、「A4シリーズ」2621台/16位、「A3シリーズ」2211台/17位と、アウディ勢はトップ10入りを果たせなかっただけに、新型A3の拡販でさらなる上乗せを狙うというわけだ。
新型A3はすでにヨーロッパ市場には投入済で、昨年のジュネーブショーで初公開された3ドアをはじめ、3ドアのホイールベースを延長した5ドアのスポーツバック、300馬力のパワーを誇るS3、さらに初の4ドアセダンなどバリエーションも充実。日本には従来同様、スポーツバックが投入されるが、現行型と同レベルの価格になるというから楽しみだ。
アウディは世界市場でも堅調で、1~6月の上半期では78万467台、前年同期比6.4%増だった。日本への導入時期は未定だが、ニューモデルとしては新型A3ベースのセダンを今秋に、年末には新型A8、来年にはプラグインHVの新型A3スポーツバックeトロンといった先進モデルも用意しているという。
ブランドイメージを高め、日本でも確実に売れ行きを伸ばしてきたアウディが、VW、メルセデス、BMWの国内輸入ブランド3強にどこまで迫れるか、要注目だ。
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