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最需要期で市場拡大、新車攻勢中のホンダが復調へ

セダン:グレイス好調も首位はクラウン

セダン部門は全体で3万3301台。市場シェアは10.5%と前年に比べ0.5%縮小しているが、8%台まで落ち込んだ昨年夏に比べるとだいぶ回復している。シェア拡大の立役者はホンダが昨年12月に投入したハイブリッドセダン「グレイス」。3月は4155台を販売し、2ヶ月連続で2位につけている。

そのニューモデルをおさえ、首位を守ったのは「トヨタ クラウン」。グレイスとはクラスが異なり、直接競合しないこともあって、2ヶ月連続でトップを維持している。3-4位は「カローラ」「プレミオ」とトヨタのCセグメントセダンが強さを見せ、さらに5位には「マークX」が6ヶ月ぶりにランクイン。「マツダ アクセラ」(6位)や「日産 フーガ」(7位)、「トヨタ SAI」(8位)を相手に台数差100台以下の接戦を制した。

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