【何が起きている?】日産が開発する“新型コンパクトミニバン”が遅れる理由。計画中止の噂も
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 139
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一方、前出のある業界関係者は「新型コンパクトミニバンの発表は、当初の想定よりも後ろ倒しになっている可能性が高い」と話したうえで、次のように続けます。
「日産の新型コンパクトミニバンは、早ければ2023年後半にも登場するのではないかと言われていましたが、現在にいたるまで日産から具体的な発表はありません。
おそらく、当初の予定よりも発表が後ろ倒しになっているのだと思います。そして、その要因のひとつと考えられているのが、ノートが好調を維持し続けていることです。
現在の日産は、正直言ってラインナップがやや貧弱です。しかし、そのなかでもノートは安定した販売台数を記録しており、日産の屋台骨を支える存在となっています。
あくまで私見ではありますが、日産としてはノートおよび『ノートオーラ』の販売にリソースを集中し、コンパクトミニバンの投入は後回しにしようとしているのかもしれません。
もうひとつの可能性として考えられるのが、新型コンパクトミニバンの開発自体の中止です。
日産の2024年上半期の決算は散々なものとなりましたが、その主要因は北米市場での販売不振にあります。
北米は日産にとって最大の市場であり、経営における重要度は日本市場をはるかにしのぎます。
そうしたなかでは、限られたリソースを北米に集中させ、北米で売れないモデルの開発は中止するというのは経営判断としては合理的です。
実際、日産ではノートと同じプラットフォームを利用している『キックス』の新型をいち早く北米市場へと投入しています。
日本のユーザーにとってうれしい話ではありませんが、日産の現状を考えると、そうしたケースも十分に考えられます」
(次のページに続く)
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