【何が起きている?】日産が開発する“新型コンパクトミニバン”が遅れる理由。計画中止の噂も
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 139
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ある業界関係者は、日産の新型コンパクトミニバンについて次のように話します。
「シエンタとフリードが圧倒的な販売台数を誇っていることを考えると、日産もそのカテゴリーに乗り出そうとするのは当然です。
実際、日産がコンパクトミニバンの開発を進めているという情報は、数年前からしばしば耳にしています。
現実的に考えると、すでに定評のある『ノート』をベースに3列シート化する可能性が高いと思います。
ノートは日産独自のハイブリッドシステムである『e-POWER』専用車となっているため、新型コンパクトミニバンも必然的に『e-POWER』のみとなりそうです。
そのため、ガソリン車もラインナップするシエンタやフリードと比べて、スタート価格が高くなることは確実です。
そうなると、日産の新型コンパクトミニバンは、高機能と高級感を売りにしたモデルになると予想されます。
ただ、それはそれでシエンタやフリードに対するキャラクターが明確になってよいのではないかと思います。
また、日産の新型コンパクトミニバンは、かつての『キューブキュービック』のイメージを踏襲すると予想します。
キューブキュービックの特徴的なデザインは現在でも通用しますし、居住性の面からも合理的です。
いずれにせよ、日産の新型コンパクトミニバンは日本専用モデルとなることが濃厚であるため、日本のユーザーの“ツボ”をしっかりと押さえたモデルになることは間違いないでしょう」
(次のページに続く)
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