北米家電ショー「CES」に日本の自動車メーカーが出る事情と微妙な温度感
2019/01/24 07:30 carview! 文:小沢 コージ /写真:小沢 コージ
2019/01/24 07:30 carview! 文:小沢 コージ /写真:小沢 コージ
ここ数年、年始の自動車業界ネタとして必ず重用される北米ラスベガスの「CES」こと“コンシューマー・エレクトリック・ショー”。愚直に訳すと「消費者向け家電ショー」とでもなるんでしょうが、確かに今や自動運転、コネクティッド、シェアリング、電動化とクルマネタ目白押し。自動車ジャーナリスト小沢もさんざん「行かないの?」「スゴいよ」と脅されるのでやっと今年行って参りました。遅いんでしょうけど。
とはいえ驚いたのは日本の自動車メーカーの出展の少なさです。例えばトヨタ。去年は豊田章男社長が直々に壮大なイーパレット構想をプレゼン。今年もてっきり出展するかと思いきや、ショー直前にレクサスLSベースの自動運転実験車「TRI-P4」をお披露目しただけ。DARPA(米国防高等研究計画局)から引っこ抜いて話題をさらったAIの世界的権威、ギル・プラットさんの講演はありましたが注目はそれくらい。
そのほか日本ブランド勢で目立ってたのは日産、ホンダくらい。ドイツメーカーでも着せ替え都市型電動自動運転車の「ヴィジョン アーバネティック(Vision URBANETIC)」や新型コンパクトの「CLA」を出したメルセデス・ベンツ、自動運転好きのアウディが目立つぐらいで、BMWはバイクの自動運転車や中国アリババの音声アシスタント搭載車などなど。
ホンダもクルマというより1人乗りの動くイス「ユニカブ(UNI-CUB)」のドライブシステムを使った自動台車やコロラド州の消防員と共同開発中の「オートノマス・ワーク・ヴィークル(Autonomous Work Vehicle)」を出しててほとんど社内ベンチャー活動報告ノリ。
全体的に鳥人間コンテストじゃないですけど、玉石混合、奇想天外さを競うアイデアコンテストのムードすら漂っているのです。
【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第10回後編】アップグレード投入も、期待通りの効果を得られず。中速での遅さが痛手に
「メルセデス・ベンツEQB」の知っておきたい話 EVになった7人乗りSUV 350 4マティック(試乗編)
「メルセデス・ベンツEQB」の知っておきたい話 250と350の違い EVになった7人乗りSUV(比較編)
トヨタ「GR86プラド」ってナニ? ゴツグリル&リフトアップにカスタム!? 「速さよりタフさ求める」レンダリングがスゴかった!
ご当地ポケモンと一緒に鳥取観光 日ノ丸自動車・日本交通が「サンド」「アローラサンド」ラッピングバス運行
車中泊・バンライフで地域活性を図る「三原車内寝泊計画」
三菱がインドネシアで新型クロスオーバーMPV「エクスパンダー クロス」を発表!より力強いデザインに刷新。
【動画】竹岡圭の今日もクルマと「ホンダ シビック」(2021年10月放映)
爆売れなるか!? 日産新型「エクストレイル」が早くも1万台超受注 9割占める「e-4ORCE」搭載車とは?
『ランチア・ベータモンテカルロターボ』ライバルを徹底研究して誕生したランチアの最強グループ5【忘れがたき銘車たち】
電動車の使用済みバッテリーを活用した街路灯 三菱自動車とMIRAI-LABOが開発へ
ダイハツがインドネシアで「ロッキー」のハイブリッドモデルやコンセプトカー「アイラBEV」を公開
コンパクトで取り回し抜群! スズキ クロスビーのおすすめグレードは?
C-HRにブラック基調の特別仕様車が登場。専用装備を施し価格は据え置き
秋にマイチェンする「ホンダ フィット」にスポーティグレードの「RS」登場! 公式HPで先行公開が始まる
マツダ3とCX-30がマイチェン。2.0Lガソリンは全車マイルドハイブリッドを搭載
ジープ「ラングラー」にオープンを手軽に楽しめる特別仕様車が登場。V6エンジンを搭載
「FZ」が「カスタムZ」に! スズキ ワゴンRがマイナーチェンジ
トヨタ「カムリ」を一部改良、価格は349万円から。エモーショナルレッドIIIを新設定
ランドクルーザープラドにマットブラックの特別仕様車が登場。価格は430万円から
レクサス ES、一部改良&特別仕様車追加! 進化したマルチメディアシステムで「へイ レクサス!」が可能に