危険運転根絶のため一流俳優出演のリアルな交通事故ドラマを全ドライバーに見せたらどうか!?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹
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近年の自分はゴールド免許であるため詳しくはわからないのだが、運転免許更新時の違反者講習では今でも『贖い(あがない)の日々』みたいな暗~いドラマ映像を、違反者たちに見せているのだろう。わたしも、以前はよく見せられたものだ。
あれはあれで、それなりの効果はあるのだろう。
ご存じの人も多いと思うが、『贖いの日々』的なドラマでは、極悪人ではないごく普通の市民であるドライバーが、ちょっとした油断から死亡事故の加害ドライバーとなってしまう。そしてどえらい後悔の日々を送るというか、後悔してもしきれないほどの罪を背負うことになる。
で、それを見た違反者は「ああはなりたくねえな。オレも安全運転するべえ」と心を引き締める――という寸法だ。
それはわかる。だが『贖いの日々』的ドラマの問題点は「あまりに作りがショボい。それゆえ、せっかくの施策なのにあまり効果がない」ということである。
言ってはなんだが売れない俳優と売れない制作陣が低予算で作ったドラマに、いちいちケチをつけるのも野暮な話であるのは承知だ。だが「やるからにはちゃんとしていただきたい!」というのが、いち納税者としての、そしていちドライバーとしての願いなのだ。
で、「それならちゃんとしたモノを本気で作ってはどうか?」というのがわたくしの提案である。
超一流の制作陣と超一流の俳優陣がタッグを組み、最高に悲惨で、最高に悲しい交通事故ドラマを作るのだ。そしてそれは通常の形式ではなく、今流行りの「VRドラマ」方式で、視聴者の意識にガンガン刷り込むのが良いと考える。
で、そのドラマを年に1回見ることを、違反者だけでなく「全ドライバーの義務」とするのだ。そうすれば、さすがにたわけドライバーであっても「……ちゃんと徐行とか一時停止しねえとマジでやべえかもな」と思い、ある程度マトモな運転をしはじめる可能性は高い。
「そんなモノを作る予算はどこにあるんだ?」という意見もあろうが、そんなことはわたしも知らん。知らないが、自衛隊に配備されるF-35A戦闘機の数を1機だけ減らせば、そんなドラマを作る程度の国家予算はいくらでも捻出できる。
わたくしは本邦上空の防衛をいたずらに否定するものではなく、むしろ強化を望んでいる者だ。だが「交通戦争による死者を減らす」というのも、防空と同様に重要な国家マターであるはず。ならばF-35Aの1機を、遺憾ながら減ずるだけの価値はある。
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