意外に深いベビーカーの世界。クルマ好きパパはハマりそう
掲載 更新 carview! 文:伊藤 梓
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30代という年齢に差し掛かり、身のまわりで子どもが生まれる家庭も増えてきたこの頃。出産後、ある程度落ち着く時期に入ると、友人とその赤ちゃんと一緒に遊びに出かけることも多くなった。そこで活躍するのが、赤ちゃんを乗せて移動できるベビーカーだ。結婚も出産も経験のない私は、どれも同じようなものだと思っていたのだが、最近のベビーカーは種類が豊富で、ママたちはシーンに合わせて使い分けることも多いという。その話を聞いているうちに、ベビーカーとクルマの共通点は多いのではと感じたのだ。
私の友人が持っているベビーカーは、日本製とイタリア製の2台。最初に購入したのは日本製で、頭部を保護する機能がついているため新生児でも安心でき、本体が軽くて片手でたためるので、クルマで移動するときなどは出し入れも楽ちん。また、シートの背面がメッシュになっていて熱がこもりにくく、赤ちゃんの様子を見るためののぞき窓がついていたり、シートも無段階で調節できたりと、細かいところまで配慮されている。これを聞いて、すぐ軽自動車が思い浮かんだ。車体が軽くて小さい割に、たくさんの小物入れスペースがあったり、スライドドアのほかにも最近では傘立てまでつくモデルもあって、まさにかゆいところに手が届く設計になっている。
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