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2017年、トヨタが本気になると日本はイッキにEV大国化する?

プリウスPHVが売れると日本に充電クライシスが発生する!?

しかし、一番のポイントはコイツがプリウスの進化版だけに爆発的に売れると予想されることです。お値段300万円チョイだった場合、日本だけでも月間1万台前後、年間10万台ぐらい売れるかもしれない。となったらみるみるうちに、日本マーケットはプリウス&プリウスPHV化していきます。

その時生まれる問題は充電クライシスです。トヨタの開発エンジニアは「ウチはなるべく自宅充電を推奨し、既存のピュアEVユーザーに迷惑をかけないようにする」と言いますが、せっかくのEV性能、広く使いたいのが人情でしょう。

となると日本の充電環境が破綻するのは目に見えています。今日本に約7万台走ってる「日産リーフ」+αだけでも全国の急速充電所では渋滞が起きてます。ここにプリウスPHVが2017年10万台! 2018年20万台!! と増えたらどうなるか? 小沢は充電ソケット取り合い事件の発生すら危惧しています。「オマエ、PHVだからそこどけ」「なにいってるんだ、コッチはずっと並んでたんだ!」みたいな。

しかしこれはトヨタが本気になったらイッキに解決できます。全国に5500店舗あると言われる大ディーラーネットワーク。ここに最低1店舗1つは急速充電器を付けるとしたら? そこに上手な課金システムを作れたとしたら、急速に日本のEV充電環境は解決するはずです。

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