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2017年上半期、各ジャンルのナンバーワンは? 【マーケット概況・6月】

各社の販売テコ入れの効果は?

6月のブランド別は、国内主要9ブランド中、7ブランドが前年実績を上回っており、ここからも国内販売の好調ぶりがうかがえる。13万7226台を登録した販売首位のトヨタは、普通乗用車(3ナンバー車)、小型乗用車(5ナンバー車)、軽乗用車のすべてで前年を上回り、全体で約11%の伸びを示した。新型車の投入と並行して、周期的なマイナーチェンジで人気車を中心に競争力を持続させる “カイゼン”が効いている。一方、レクサスは前年比34%のマイナスに。新型「LC」を投入して話題を呼ぶも少量生産とあり、ブランドの登録台数を引き上げるまでには至っていない。

ホンダは販売台数では余裕の2位だが、前年比では約3%減とわずかに割り込んだ。小型車と軽はまずまず好調だが、普通乗用車が約27%減と落ち込みが大きかったのが響いた。まもなく投入される新型「シビック」登場後の形勢逆転に期待したい。販売第3位はダイハツ。昨年のこの時期はスズキが上だったが、主力の軽に「タント」の改良モデルや新型「ミライース」などの新型投入で、約31%増と好調だ。

そのダイハツに約1900台差で後塵を拝したスズキ。販売の主力である軽は前年比約12%増とプラスだが、それでも巨大市場である軽トールワゴン カテゴリーでライバルメーカーに押され気味だ。日産は「ノート」の好調で小型乗用車の販売が約32%増と好調だが、6月後半にライバルの「トヨタ アクア」がマイナーチェンジを行なっており、予断を許さない状況だ。

スバルは「インプレッサ」の販売好調に加え、5月に新型「XV」を投入したことで、普通乗用車が賑わっている。発表によれば、XVは発売から1ヶ月で受注が1万台を超えたとのこと。登録が進めば今後さらに台数を伸ばしそうだ。マツダは登録台数では3ヶ月連続でスバルに抜かれているが、6月は全カテゴリーで前年比プラスを達成するなど販売は上向き。ブランド内の登録台数では「デミオ」(4845台)が最も多く、2月にフルモデルチェンジした新型「CX-5」(2811台)が2番目に売れている。

三菱は販売が大幅に減少していた1年前に比べて販売が回復し、前年比で約186%増を達成している。久々の新型車となる「エクリプス クロス」が投入されれば販売増が期待されるが、市場投入は今年後半以降ともう少し先になるようだ。

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