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コロナの影響深刻か? 国内ブランド軒並み前年割れ【マーケット概況・2月】

輸入車も減少基調 アウディ、ボルボ、ジープ、ポルシェが健闘

2月の外国メーカーの国内販売台数は前年比8.7%減の2万755台(乗用車に限ると9.2%減の2万571台)で、5カ月連続のマイナスとなった。マイナス幅は前月から拡大しており、輸入車も先行きに不安を感じる展開となった。

ブランド別では、トップ10中、前年実績を上回ったのは、アウディ、ボルボ、ジープ、ポルシェの4ブランド。アウディは、国内登録台数の低迷が続いていたが、ここにきて持ち返してきており、2月は約36%増と躍進した。一方、首位メルセデスを含むトップ3は、軒並み前年実績を割り込んだ。そうした中、フォルクスワーゲンは2.5%減とマイナス幅を最小限に食い止めた。

3月は自動車業界にとって最需要期となるが、今年はコロナウイルスの感染拡大に伴う外出の自粛や学校の休校、それに伴う消費マインドの低下が新車販売に打撃を与えることが避けられそうにない。新車販売は当面油断できない状況が続きそうだ。

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