パガーニ・ウァイラ、“走る宝石”が日本上陸!
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
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イタリアのスーパーカーブランド・パガーニが、ゾンダに続く新モデル「ウァイラ」を日本で初公開した。“走る宝石”とも呼ばれるパガーニらしく、出来栄えは今回も実に芸術的で、猛々しくも崇高な独特のオーラを漂わせている。価格は100万ユーロ~(日本円で約1億2850万円~:6/24現在のレート)。為替の影響を避けるためにユーロ建てとなる。また超希少なコレクターズアイテムという側面も持つだけに、1年毎に10%ずつ値が上がっていくという。
7年におよぶ企画・開発期間を経て商品化されたスーパーカー、ウァイラ。完全新設計のボディはカーボン・チタニウム製で、ルーフ中央まで切れ込むガルウィングドアを採用したにもかからわず、ゾンダRで培ったテクロノジーを最大限に活用することで、強固なボディ剛性と1350kgという軽量ボディを両立した。ボディサイズは全長4605mm×全幅2036mm×全高1169mm、ホイールベースは2795mm。
メルセデスAMG製の6リッターV12ツインターボをベースにした心臓部は、さらにレスポンス向上などの独自チューンが加えられている。組み合わせるトランスミッションは、シングルクラッチ式の7速SMG。スペックは最高出力730ps/最大トルク1000Nmを誇り、0-100km/h加速3.3秒、最高速度360km/hをマークしたという。前後重量配分はフロント44%:リア56%。タイヤはこちらも専用チューンのピレリ・Pゼロを履く。
レトロ×モダンを高次元で融合したインテリアでは、アルミニウムの塊から削りだされたというセンターコンソールを中心に、CFRPパーツやレザーなど最高級の素材をふんだんに採用。触れるのが恐れ多いとさえ感じる仕上がりは、他ではなかなか見られない“芸術品”ならではだろう。
ちなみにウァイラ1台の制作期間は約1か月で、パーツ類が手組みなのはもちろん、驚くことに設計図も手順書も無いという。まさに職人芸によってこの世に生みだされる、フル・ハンドメイドのスーパーカーだ。初年度の生産は約20台で、そのうちの2台が日本で9月に納車される。
新型ウァイラの発表に合わせて、日本初のパガーニ正規輸入代理店「パガーニ・ジャパン」の発足もアナウンスされた。代表取締役CEOの武井真司氏は、いちパガーニオーナーだったそうで、“パガーニ愛”が高じて今回の契約に至ったという。日本初のパガーニ・ショールーム(東京・永田町)は、9月にオープンする予定だ。
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