スズキ、マツダが健闘するも販売は3ヶ月ぶりに前年割れ【マーケット概況・8月】

ヤリスが2位キープ、ライバルのフィットは8位

8月の乗用車ランキングは、「ホンダ N-BOX」が前年比20.6％減の1万4514台を登録し、首位を守った。2位は前月に続いて「トヨタ ヤリス」。登録台数は1万1856台とN-BOXの2658台差に迫った。

3位「スズキ スペーシア」は、前年比0.9％減と前年とほぼ同水準を維持し、安定した人気ぶりをアピール。4位「トヨタ ライズ」は9391台を登録し、4ヶ月連続で5位以内に入る好調ぶりを見せている。5位は「ダイハツ タント」。3ヶ月連続でダイハツのNo.1セールスを達成し、ブランドのけん引役となっている。

6位には「トヨタ カローラ」がランクイン。セダンとワゴンのフルモデルチェンジが昨年9月だったため、8月は改良前とあって、前年比56.4％増と伸び率が大きく出た。7位は「ダイハツ ムーヴ」。ヤリスに対抗する「ホンダ フィット」は8位という結果となった。

このほか目立った動きとして、8月も「トヨタ アルファード」（9位）が好調だった。登録台数は前年比53.5％増の7103台で、デビューしたばかりの「トヨタ ハリアー」（11位）をも上回った。