ボディタイプ別売れ筋、軽とミニバンが奮闘

セダン：厳しい状況下でカローラが底力を発揮

セダン部門は今年初めて首位が交代。「トヨタ カローラアクシオ」が「トヨタ クラウン」をわずかに上回ってトップに立った。クラウンは前年比でも3分の1程度と大幅に台数を減らしたが、カローラはシリーズ全体で38.6％増と右肩上がりを維持。前月比もセダン部門の上位勢が4割以下に台数を減らすなかでアクシオは健闘しており、この厳しい時期にかつてのベストセラーカーならではの底力を示したと見てもいいだろう。

また、3位にも「トヨタ プレミオ」がランクアップしており、ベスト5のうち4車がトヨタ車という状態に。一方で3月は3位までランクアップしていた「日産 スカイライン」は駆け込み需要の反動を吸収しきれなかったのか436台まで台数を減らして13位までランクダウン。5月以降の復活に期待したいところだ。ちなみにセダン部門の総台数は1万4601台と1万5000台を下回っている。