ボディタイプ別売れ筋、軽とミニバンが奮闘

ミニバン：ヴォクシーが首位を守りトヨタ1-2体制に

ミニバン部門は3月に続いて「トヨタ ヴォクシー」がトップを維持し、それに「トヨタ ノア」が続いて兄弟車による1-2体制を築く。ヴォクシーは前年同期比で3倍以上、3月比も22.3％減と他モデルに比べて減少幅は小さく、ニューモデル効果を存分に発揮。またヴォクシーは5割、ノアは6割以上をハイブリッド車が占めており、その効果も大きかったようだ。

最量販ミニバンの「日産 セレナ」はトヨタ勢に押されて3位に後退し、台数を大幅に減らしたことで4位の「ホンダ ステップワゴン」との差もわずか16台。5月以降はこのあたりの攻防がどうなっていくか興味深いところでもある。また、5位には前年同期比21.4％増と伸びてきた「スズキ ソリオ」がランクアップ。衝突を防ぐレーダーブレーキサポートの装着が効果を見せたようだ。ミニバン部門の総台数は3万8041台とハッチバックに次ぐシェアを確保する。