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駆け込み需要で40%アップ! 8月のマーケット

駆け込み需要により乗用車全体で40.1%増!

1~8月累計でも金融危機以前の08年を上回る

 今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した8月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽自動車を含め、国内で販売された乗用車全体は36万9211台で、前年同月比140.1%と13カ月連続で前年を上回った。前年同月比が2ケタ増になったのは10カ月連続だが、4割増という大幅な伸び率は、9月7日に終了した新車購入補助金制度に対する駆け込み需要の結果。1~8月の累計も306万1724台、前年同期比123.5%と好調で、復調の目安となる金融危機以前の08年データと比べても、8月単月では44.6%増と4カ月連続のプラス、1~8月累計でも3%増と今年初めて上回った。新車購入補助金制度が終了し、その反動が不安視されているが、エコカー減税は2012年まで継続される。今後の売れ行きに要注目だ。

 輸入車と軽乗用車を除く3/5ナンバーの国産乗用車(新型日産マーチ分含む)は25万3517台で、前年同月比149.9%と絶好調。メーカー合計ではダイハツが5カ月連続で前年を下回った(軽乗用車分を含めれば前年同月比はプラス)が、106.1%のスズキ以外は2ケタ増を続けている。月間ランキングでは16カ月連続トップの「トヨタ プリウス」を含め、2位「ホンダ フィット」、3位「トヨタ ヴィッツ」のトップ3は8カ月連続で同じ顔ぶれで、4位には7月にスパイクを追加した「ホンダ フリード」がランクアップした。「フリードスパイク」はフリード全体の約4割を占める4240台と好調な売れ行きだ。

 軽乗用車は10万1434台で、前年同月比121.1%と6カ月連続のプラス。貨物車を含めた軽自動車全体では13万4197台と8月単月としては過去最高を記録し、08年データと比べても全体で15.5%増、軽乗用車部門のみで13.8%増となった。

 輸入乗用車は新型マーチなどの日本メーカー製を除いた海外メーカー製のみでは、1万3887台、前年同月比138.3%と10カ月連続のプラス。輸入乗用車全体では1万8983台で、前年同月比179.1%と単月の伸び率としては過去最高を記録した。海外メーカーブランド別乗用車ランキングは、VW(フォルクスワーゲン)が3898台で8カ月連続トップ。2位は2424台でBWM(MINIを除く)が4カ月連続、以下、3位メルセデス・ベンツ2271台、4位アウディ1214台、5位MINI944台で、いずれも前年同月比は69.3%プラスのVWを筆頭に2ケタ増になっている。

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