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マツダ・レクサス・メルセデス、6月好調の要因は? 上半期のトップセラーは??【マーケット概況】

メルセデスが2015年上期の販売で16年ぶりに首位奪還

6月の輸入乗用車販売は前年比19.5%増の2万8953台。登録乗用車における輸入乗用車のシェアは12.1%で、前年比で1.5%増、前月比では1.0%の拡大と絶好調だ。また1-6月の累計でも0.6%増の14万4128台と前年を上回るなど、国産車とは対照的な結果となった。

輸入乗用車のブランド別では、前年比52.1%増と勢いに乗るメルセデス・ベンツが今月も首位を維持。2位のフォルクスワーゲンも前年比2.2%増で9ヶ月ぶりにプラスとなったが、絶好調のメルセデスの前では勢いに押されている観が否めない。3位のBMWは前年を24.9%上回っており、フォルクスワーゲンとの差を258台差にまで詰めている。

1-6月の累計でも、メルセデスが19.1%増の3万2677台で16年ぶりに首位に立つとともに、同ブランドの過去最高を更新している。メルセデスは「Cクラス」の販売が好調で、全体の35.0%を占めている。また「Eクラス」も安定した人気を保っているほか「GLA」や「CLA」といった小型車のラインアップを増やしたのが販売増に結び付いた。

2位フォルクスワーゲンは16.5%減の2万9666台。「ゴルフ」や「ポロ」は好調だが、コンパクトカーセグメントへのプレミアムブランドの参入により、以前より競争が熾烈になったことが台数減に影響した。3位BMWで0.9%増の2万2674台を販売。一番人気は「3シリーズ」だが、「2シリーズ」や「1シリーズ」といったコンパクトカーも台数を伸ばしている。

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