アクティブハイブリッド5 15km/L超の走りを報告
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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バッジ以外、外観は5シリーズと変わらない4ドア・ノッチバック・ボディに搭載されているのはツイン・パワー・ターボ(紛らわしい名前だがツインターボではない、正確にはツインスクロール・ターボである)3リッター直列6気筒で、最高出力は306ps、最大トルクは400Nm、そして組み合わされる電気モーターは55psと210Nmをそれぞれ発生する。
そしてこの2基の動力源を合わせたいわゆるシステム出力は340psと450Nmとなる。単純な足し算にならないのは内燃エンジンと電気モーターの出力特性が同じでないためにピークがズレているからである。
組み合わされるトランスミッションは8速のオートマチックで、0-100km/hは5.9秒、最高速度はリミッターで250km/hに制御される。まあ、ハイブリッドにあるまじき高性能だがBMWは「ハイブリッドはトロい」 という常識をどうしても打ち破りたいのだろう。こうした高性能に加え145kgも重い重量にも関わらず、BMWの発表による欧州基準走行燃費は100kmあたり6.4リッター(単純計算でリッター15.6km/L)とベースとなった535iオートマチック(7.6L/100km、13.1km/L)よりも15%近い良好な燃費を記録するという。
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