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駆け込み需要ヒートアップ 7月のマーケット概況

乗用車全体の前年同月比は12カ月連続のプラス!

金融危機以前の08年比でも9.7%増に

 今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した7月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽自動車を含め、国内で販売された乗用車全体は42万594台で、前年同月比は112.9%と12カ月連続のプラス。前年同月比が2ケタ増になったのは9カ月連続となった。昨年は6月まで前年同月比2ケタ減と低迷を続け、7月は4月から始まったエコカー減税&新車購入補助金制度のおかげで2.8%増と復調傾向となったわけだが、金融危機以前の08年7月データ、38万3258台と比べても、9.7%増と3カ月連続のプラス。9月末で終了する新車購入補助金制度に対する駆け込み需要が明確になった形だ。

 輸入車と軽乗用車を除く3/5ナンバーの国産乗用車(新型日産マーチ分含む)は29万1822台で、前年同月比115.2%と好調を維持。メーカー合計ではダイハツが4カ月連続、スズキ、スバルが2カ月連続で前年割れ(ダイハツ、スズキは軽乗用車分を含めれば前年同月比はプラス)だが、トヨタ120.6%、レクサス137.1%、ホンダ114.7%、マツダ129.6%、三菱135.1%とそれぞれ前年同月比2ケタ増(日産は2.3%増)となっている。月間ランキングでは15カ月連続トップの「トヨタ プリウス」が2カ月連続で単月3万台突破を達成。7月に売れた貨物車を含めた全体(48万6606台)でみても、14台に1台はプリウスだった計算だ。2位「ホンダ フィット」、3位「トヨタ ヴィッツ」、4位「トヨタ カローラ(アクシオ、フィールダー、ルミオンの合計)」とともに、トップ4は5カ月連続で変動なしだが、5位には7月に発売された「フリードスパイク」が上乗せされた「フリード」が前月8位からランクアップした。

 軽乗用車は11万3197台で、前年同月比106.5%と5カ月連続のプラス。08年7月の11万5534台と比べても、2.0%減まで回復した。

 輸入乗用車は新型「日産 マーチ」などの日本メーカー製を除いた海外メーカー製のみでは、1万5156台、前年同月比124.8%と9カ月連続のプラス。輸入乗用車全体では2万1080台で、前年同月比163.5%と大きく販売台数を伸ばした。海外メーカーブランド別乗用車ランキングは、VW(フォルクスワーゲン)が4873台で7カ月連続トップ。2位は2677台でBWM(ミニを除く)が3カ月連続、以下、3位メルセデス・ベンツ1765台、4位アウディ1322台、5位ミニ964台で、M・ベンツ以外は前年同月比が2ケタ増と好調な売れ行きとなっている。

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