今秋マイチェンのレヴォーグ。納期2~3ヶ月の今、買いor待ち? SUV追加の噂も
掲載 carview! 文:編集部/写真:SUBARU 48
掲載 carview! 文:編集部/写真:SUBARU 48
現在では珍しくなった国産ステーションワゴンですが、そのなかでもスバル「レヴォーグ」は安定した人気を誇っています。
スバルのステーションワゴンといえば、「レガシィツーリングワゴン」がよく知られていました。ただ、レガシィツーリングワゴンは、ベースとなる「レガシィ」が北米市場を意識するようになったことで、モデルチェンジの度にボディサイズが大きくなり、日本のユーザーからは扱いやすいサイズ感のステーションワゴンの登場が望まれていました。
>>レガシィツーリングワゴンの歴代モデルをチェックする
>>レガシィB4の歴代モデルをチェックする
そうした背景から、2014年に登場したレヴォーグはスバル独自の水平対向エンジンを活かしたスポーティな走りと、高い積載性を兼ね備えたモデルとして、発売当初から安定した販売台数を記録しています。
2020年には初となるフルモデルチェンジが行なわれ、現行モデルとなる2代目へと進化しています。2代目では新デザインコンセプトの「BOLDER」に基づく立体的なエクステリアデザインや新開発の1.8L直噴ターボエンジンなどが採用されたほか、2022年の一部改良ではよりスポーティな2.4L直噴ターボエンジンも追加されています。
>>レヴォーグってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>レヴォーグの歴代モデルをチェックする
一方、登場からおよそ3年が経過しているレヴォーグは、まもなくマイナーチェンジが施される見込みです。
関係者からの情報をまとめると、「D型」と呼ばれるマイナーチェンジモデルは2023年後半にも発売される見通しとなっているようです。早ければ8月にも先行予約が開始されると見られ、そのタイミングでオーダーした場合には年内に納車される可能性も十分あるようです。
D型となるレヴォーグでは、内外装のリファインに加えて、「クロストレック」などから採用された新世代の「アイサイト」も搭載されると見られます。
>>クロストレックってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>【スバル クロストレック試乗記】乗り心地が「異常にいい!」と感じたグレードとは!?
新世代の「アイサイト」では、従来のステレオカメラに加えて広角の単眼カメラを追加することで、これまでよりもさらに広い範囲を認識することが可能です。その結果、交差点内での歩行者や自転車との衝突回避および衝突した場合の被害軽減を実現しているといいます。
また、現在は50km/hまでに制限されているハンズオフ機能についても、全速度域対応となるようです。ただし、あくまでも前方注視が必要となる点は変更がない見込みです。
そのほか、グレード構成やボディカラーの見直しが行なわれる模様ですが、新たなパワートレインの追加といった大幅な変更が施される可能性は薄いようです。
>>レヴォーグのグレード一覧はこちら
>>レヴォーグの気になる点は? みんなの質問はこちら
ここで気になるのは、現行レヴォーグ(C型)を検討しているユーザーはD型を待つべきかどうかという点です。
結論から言えば、今すぐにクルマが必要といった事情がない限りは「待てるなら待つ」というのが正解と言えそうです。
スバルによれば、2023年4月現在のC型の納期は2~3か月程度となっています。つまり、いまオーダーすれば7月頃には納車されることになります。逆に言えば、さらに詳しいD型の情報が明らかになってからオーダーしたとしても、D型よりも早いタイミングで納車されることはほぼ確実です。
ただ、D型が正式発表された後はC型の受注が制限される可能性があるため、必要以上に待ちすぎるとかえって選択肢を狭めてしまうことになりかねません。
現時点ではC型の受注停止などは行なわれていないようですが、選択肢を狭めないためにも、販売店と密にコミュニケーションを取っておくことが重要です。
>>いくらで買える? レヴォーグの中古車相場はこちら
>>値落ちも少ない? レヴォーグのリセール価格はこちら
スバルのほかのモデルの例を見ると、マイナーチェンジでもそれほど大きな変更が行なわれない可能性も十分にあります。
一方、レヴォーグのマイナーチェンジとは別に、レヴォーグをベースにした新たなSUVが追加されるというウワサがあります。
スバルには、「インプレッサ」のSUV版ともいえるクロストレックや、レガシィのSUV版である「レガシィ アウトバック」がラインナップされており、レヴォーグにもSUV派生モデルが登場すると考えるのは自然な話ではあります。
>>クロストレックってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>レガシィアウトバックってどんな車? 価格やスペックはこちら
レヴォーグのSUV派生モデルは2023年内にも発表されるという情報もあり、レヴォーグのD型登場の際の「ビッグサプライズ」となるかもしれません。このことからも、レヴォーグの購入を検討しているユーザーは追加情報を待ってもいいのかもしれません。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
価格もサイズもコンパクト! 軽キャンパーの進化が止まらない…ジャパンキャンピングカーショー2025
映画『私をスキーに連れてって』はなぜ社会現象になったのか? スキーブームの火付け役! 原田知世とセリカGT-FOURがマジGood! 公開38年で考える
日産「新エクストレイルunwind concept」登場に反響多数! 「アウトドア仕様だけど上品!」「発想が斬新!」 上質「大人時間」を演出する“チル”な「コンセプトカー」とは
思わず目を奪われるボディカラー!? フェラーリが世界でたった3台の特別な「デイトナSP3」をSNSで公開
F1におけるトラックリミット違反との戦い。FIA、人工知能と画像解析を使った監視体制を説明
プロでも意見が割れる! スピーカーケーブルの「正しい長さ」って結局どっち?[カーオーディオ・素朴な疑問…アクセサリー編]
「日常的なハイブリッドグランドツアラー」の理想形。そのこだわりには圧倒される【ベントレー コンチネンタル GT スピード 海外試乗】
ジャパンディスプレイ、米国に有機ELディスプレーの新工場設立へ 米オーレッドワークスと資本業務提携
レッドブル期待の育成リンドブラッド、F1参戦資格の取得に向けライセンスポイントの基準をクリア。今季はFP1に出場か
ホンダ先代「フリード ハイブリッド」が凄かった! 世界初の「パワーユニット」採用! 人気の「コンパクトミニバン」を支えた“革新的技術”とは?
時代と共に変化するスーパーカーという言葉【新米編集長コラム#18】
【MotoGP】いきなり負傷者続出のアプリリア、頼みの綱ベッツェッキの働きぶりに感銘受ける。肝心の適応は「順調」
大人気「ラダーフレーム車」が続々受注停止。リアルに買える硬派「トライトン」はどんなクルマ?
【今さら聞けないキャンピングカー】乗り心地のよい「バスコン」、トラックに載せる「トラキャン」って何?
【コペンの心臓を搭載】“速い軽”復活望む! ミライースGRスポーツコンセプトってどんなクルマ?
【ライバル不在?】「ジムニーノマド」注文停止…代わりになり得る「小さい」「安い」「本格四駆」なSUVを探してみた
【冬でも常にONはムダ?】カーエアコンの「A/Cボタン」の本当の機能と、正しい使い方を解説
【2年後登場】VWの超低価格ベーシック車「ID.1」を待つ厳しい船出。なぜヒットは難しいのか?
【逃げられないの?】増殖中の「ゲートなし・ロック板なし」駐車場は、運営者も利用者もメリットだらけだった
改良版「ソリオ」の顔面にネット震撼。マイルドハイブリッドに高評価も「20~30万円アップはきつい…」の悲鳴
【軟派なSUVとは別次元】「アウトランダー」と「トライトン」が雪上で見せた“三菱四駆の頼もしさ”の正体とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!