底力見せたトヨタ、プリウスシリーズ連続トップ
掲載 更新 carview!
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今回は11月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。
日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産車、スズキのシボレーブランド含む)全体では30万5744台、前年同月比は124.4%と2カ月連続の2ケタ増となり、前年を大きく上回った。昨年は新車購入補助金制度終了の反動で売れ行きが落ち込んでおり、09年11月と比べると、同月比で85.6%にとどまるが、エコカー補助金が復活したことも含め、回復ペースに弾みがついたことは間違いない。
ボディタイプごとの合計では、クロカン・SUV部門とクーペ・オープン部門が前年同月比99.8%、97.8%とほぼ前年並みだった以外、前年を上回り、セダン部門(24.4%増)、ステーションワゴン部門(302.3%増)、ミニバン・1BOX部門(30.8%増)、軽乗用車(27.8%増)が好調だった。
特に11月単月で10万2611台の軽乗用車、9万651台(前年同月比6.6%増)のハッチバック部門に続く売れ筋カテゴリーのミニバン・1BOX部門が5万4943台で、3割増と伸張したのが心強い。目新しいニューモデルが投入されたわけでもなく、既販モデルが確実に売れ行きを回復させているからだ。タイの洪水被害も一段落し、各社とも生産のペースを上げているだけに、年度末に向けての売上げ増が期待できそうだ。それでは11月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。
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