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ボディタイプ別売れ筋 SUV人気が際立つ

ミニバン:首位セレナをはじめ台数増でマーケット拡大

 ミニバン部門は1月単月の登録台数が5万3151台とセダンやステーションワゴンの倍以上のマーケットとなっている。12月のマイナーチェンジで勢いづいた「日産 セレナ」は1月も他を引き離すペースで台数を伸ばし、前年同期比23.7%増の9910台とダントツの首位。2位の「ホンダ オデッセイ」も前年同期比では14倍以上という伸びながら台数ではセレナに大きく引き離されてしまう。

 一方で3位の「トヨタ ヴェルファイア」は順位は12月と同じながら台数は1000台以上増え、前年同期比でも26.1%増と大きく伸びている。さらに1月にビッグマイナーチェンジを受けて後を追う「日産 エルグランド」(1月は12位)が浮上してくる可能性もあり、フルサイズミニバンの戦いも激化しそうな気配だ。

 4位には「ホンダ フリード」(今回から2列シート車、3列シート車ともにミニバンに分類)が入り、フルモデルチェンジ効果がまだ及んでいない「トヨタ ヴォクシー」を抜いて5位には「ホンダ ステップワゴン」がランクアップ。だがフリード、ステップワゴンともにやや元気がなく前年同期比では台数を減らしており、一方で2月はエルグランドおよびヴォクシー/ノアの台頭により、順位が大きく変動することが予想される。特にノア/ヴォクシーは発売後1カ月で約6万1000台(うち約2万3000台がハイブリッド車)を受注しており、台風の目となることは間違いないだろう。

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