新型レクサスLXの内装の見どころとは?中古車相場とユーザー評価も紹介【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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レクサスLXは2022年、4代目となるLX600へとフルモデルチェンジされました。ランドクルーザーのプラットフォームが用いられるなど、レクサスらしさはどこにあるのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、LXの現行モデルがどのような内装になっているのか、魅力や特徴を解説します。LXユーザーの口コミも紹介していますので、購入を検討している方は参考にしてください。
目次
新型レクサスは、現行モデルで4代目となります。トヨタが販売するランドクルーザーの高い走破性と、レクサスらしい上質な乗り心地を実現した車です。
ここでは歴代のLXを振り返りながら、現行モデルの特徴を紹介します。
LXはレクサスが販売するはじめてのSUVです。初代モデル「LX450」は1996年に北米で誕生しましたが、日本での販売はありませんでした。1998年販売の2代目「LX470」を経て、2007年に3代目「LX570」が販売されます。
3代目から日本でもLXがレクサスのラインアップに加わりました。それから7年後の2022年1月、最新モデル「LX600」の販売が開始されます。
現行モデルになっても、姉妹関係にあるトヨタのランドクルーザーとのプラットフォームやシステムの共有は、変わっていません。
2022年から販売されている現行モデルは、より高級感あふれる室内空間へと進化しています。
車体サイズを比較すると、3代目LX570は全長5,080mm×全幅1,980mm×全高1,910mmです。現行モデルは、全長5,100mm×全幅1,990mm×全高1,885mm~1,895mmへと変わりました。
現行モデルは初代モデル同様、3列シート(7人乗り)と2列シート(5人乗り)をラインアップしています。さらに現行モデルからは4人乗り仕様の「LX600 EXECUTIVE」が加わりました。
外観は他のレクサス車よりも大きい22インチタイヤを装着しています。LXは内装、外装ともに高級クルーザーのような雰囲気を感じられるでしょう。
LXは、トヨタが古くから販売を続けるフラッグシップ本格SUV「ランドクルーザー」と、肩を並べるオフローダーです。ランドクルーザーのような走破性と、包みこまれるような乗り心地を実感できるでしょう。
画像:トヨタ自動車
レクサスらしい内装で、快適なカーライフを送りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。LXは、静粛性・視認性・機能性に優れた内装です。それぞれどのような特徴を持っているのかを解説します。
グレードにより魅力が異なる点もあるため、参考にしてください。
プレミアムな空間は、室内の静粛性からも感じられます。LXのガラスには静粛性を向上させるための素材が採用されました。フロントドアガラスにはレクサス車の中でも最も厚い5.76mmのガラスを採用しています。
リアガラス・ウインドシールドには、高遮音性ガラス「アコースティックガラス」を使用しているのが特徴です。
エンジンルームには遮熱性のあるダッシュアウターサイレンサー、インストルメントパネル裏には吸音材が配置されています。
車内のこもり音を低減するために、オーディオ用スピーカーから音波が出力される「アクティブノイズコントロール」機能も採用されました。
LXのインストルメントパネル中央には12.3インチと7インチのタッチディスプレイ、ドライバー前方にはヘッドアップディスプレイが備わっています。
タッチアップディスプレイ・8インチTFT液晶式メーター・ステアリング操作スイッチは、ドライバーの視線移動ライン30度以内に集約されているのが特徴です。そのため、前方の道路状況の判断から操作まで、ドライバーの視認性に優れています。
また、スタートスイッチは全車指紋認証システム付きです。リセールバリューの高いLXは、盗難されやすい車でもあります。指紋認証があることで、防犯上も安心です。
運転席・助手席間に備えられたセンターコンソールには、スマートフォンのワイヤレス充電(LX600 OFFROADグレード)・シート&ステアリングヒータースイッチ・USB端子・カップホルダー・小物入れが集結しています。
LX600 EXECUTIVEのリアシートに備わっているのは、タッチ式モニター付き専用コンソールです。タッチ式のため直感的にエアコンやシートの操作ができます。
画像:トヨタ自動車
ここからは、LXのシートをメインに紹介します。LXのシート素材やシートアレンジ方法は、他のレクサス車でも見られない特徴があり、魅力を感じる人もいるでしょう。利便性と上質な空間を味わえる、LXのシートについて詳しく見ていきましょう。
下記はLXに使用されているシート素材と内装色のバリエーションです。
シート素材
内装色
内装のポイントともなるオーナメントパネルは、ブラックやウォールナット、アッシュから選べます。最上級グレードLX600 EXECUTIVEに限り、メーカーオプションを利用すると「鷹羽」と呼ばれる、アートウッドに変更可能です。
最上級グレードであるLX600 EXECUTIVEと、LX600・LX600 OFFROADでは、シート周辺の装備が異なります。
LX600・LX600 OFFROADのリアシートに備わったアームレストは、可倒式アームレストの一部にカップホルダーが備わったタイプです。LX600 EXECUTIVEはシート位置やエアコン調整を行うための液晶ディスプレイが内蔵された、リアコンソールが備わっています。
「マルチシートオートアレンジ」も利便性を感じられるポイントです。マルチシートオートアレンジを使用すると、ラゲッジスペースから、セカンドシートとサードシートを自動で動かして容易に収納力を確保できます。この機能は4人乗りのLX600 EXECUTIVEにはありません。
LXはグレードによりラゲッジスペースの容量が異なります。下記は、グレード別のラゲッジスペースの容量です。
LX600 EXECUTIVE(4人乗り)
シートアレンジ 標準状態:767L
LX600・LX600 OFFROAD(5人乗り)
シートアレンジ標準状態:1,109L
LX600・LX600 OFFROAD(7人乗り)
シートアレンジ標準状態:174L
シートアレンジ セカンドシート前倒し状態:1,977L
LX600 OFFROADの標準状態の容量は、174Lと少なく感じる方もいるかもしれません。しかし、シートアレンジ次第でゴルフバッグ5個分の収納スペースが生まれます。
画像:トヨタ自動車
LXの現行モデルは、現在受注を停止しています(2023年6月時点)。現行モデルの価格が、予算に合わない場合や納車まで待つ余裕がない方は、先代モデルの中古車も検討しましょう。
新車価格と中古価格相場を紹介していますので、選ぶ際の参考にしてください。
現行モデルの新車価格を紹介します。
LX600 EXECUTIVE(4人乗り)は1,800万円、LX600(5人乗り・7人乗り)は1,250万円、LX600 OFFROAD(5人乗り・7人乗り)は1,290万円です。同モデルでも、乗車定員によって価格は変わりません。
2023年6月時点の中古価格相場の比較も紹介します。現行モデルの中古車は1,428万円~2,498万8,000円に対し、初代(2015年9月)モデルは、690万円~1,425万円です。
みんカラに寄せられた、実際にLXを所有していたユーザーの口コミを紹介します。初代モデルと現行モデルの口コミの違いを比べてみましょう。
初代モデルの口コミは『ドッグのケージも無理なく入りますし、バイクなども大丈夫です』といった広々とした内装に関する内容がありました。
そのため、初代モデルから車中泊やレジャーに適したラゲッジスペースであることが分かります。
現行モデルの口コミは『しっとりした感じで最高級SUVに乗っているという感じはある。ランクル300よりは革の質感、シートの座り心地で優位だと思える。』と、レクサスらしい高級感ある内装に満足している人もいました。
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