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自動車の開発はもはや社会悪なのか? 未来の自動車を考える鍵が見えてきた

自動車の開発はもはや社会悪なのか? 未来の自動車を考える鍵が見えてきた

トヨタ 地図自動生成システムのイメージ(写真:トヨタ自動車)

繋がり考える、未来のクルマに期待しよう

こうした現実はグーグルが描くビジョンと合致している。グーグルは数年前から、自動操縦の実証実験を行ってきたが、その一方で繋がることの重要性も主張していたし、元ホンダの今井さんは今回の熊本地震で、グーグルの災害情報マップに通行実績と気象データを重ね合わせ、まさに生きたダイナミックマップを提供している。このマップには渋滞情報や冠水、洪水情報も同時に表示される。

最近の言い方ではいわゆるビッグデータの活用例だが、これからは自動運転に資するシステムやセンサーでデータが集まることで、もっと役に立つ情報が提供されるはずだ。自動運転ではクルマの操縦が自動化されるだけでなく、繋がるクルマ(コネクトカー)の価値が計り知れないほどに高まるだろう。

次世代のクルマ社会は充実したネットワークによって新たな価値を提供してくれるだろう。2007年に出版した「ITSの思想」という本ではこれからのクルマは「走る、曲がる、止まる、繋がる」と予言した。そのとおりの社会が到来したことは嬉しいが、自動運転も想定すると、より正しくは「繋がる」だけではなく「繋がり考える」という機能が追加される、だろう。これが未来のクルマのイメージだと思っている。

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