6月のマーケット概況 スバルの動向にも注目
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した6月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽自動車を含め、国内で販売された乗用車総数は43万2642台、前年同月比は146.8%(貨物車、バスを含む新車総数は50万5342台、前年同月比143.6%)と9カ月連続で大幅に前年を上回り、東日本大震災前の10年6月実績37万7162台と比べても14.7%増と好調を維持している。
1~6月の上半期累計では、貨物車を含む新車総数で登録車(輸入車を含む3/5ナンバー乗用車と貨物車、バスの合計)は6月単月の伸び率が過去最高、貨物車を含む軽自動車は6月単月として過去最高の販売台数を記録したこともあり、294万7357台で前年同期比53.6%増となり、大震災前の10年はもとより、リーマンショック前の08年上半期累計を5.8%上回った。
輸入車と軽乗用車を除く3/5ナンバーの国産乗用車(日産マーチ輸入分のみ含む)は25万7043台、前年同月比は143.2%。ナンバー別では5ナンバー小型乗用車が14万8578台/前年同月比145.6%、3ナンバー普通乗用車は10万8465台/同140.2%だが、今年の上半期累計を見ると、5ナンバー86万6648台/前年同期比153.6%、3ナンバー67万8296台/同167.5%と、3ナンバー車の回復スピードが目につく結果となっている。
メーカーブランド合計は日産、三菱を除いて前年を上回り、トヨタ、ホンダ、マツダは前年同月比172.3%、150.8%、165.8%と5割増を上回る復調ぶりで、トヨタとホンダは上半期累計でも前年同期比が183.8%、153.8%と5割増を超えている。月間ランキングでは13カ月連続トップの「トヨタ プリウス(α含む)」、2位「トヨタ アクア」、3位「ホンダ フィット(シャトル含む)」のトップ3は3カ月連続で変動なし。日産は「マーチ」、「ノート」、「ジューク」が前年割れで、苦戦を強いられたようだ。
軽乗用車は14万9838台で、前年同月比162.3%(貨物車を含めた全体では18万8190台/同148.4%)と9カ月連続のプラス。上半期累計では86万482台、前年同期比157.5%と2年ぶりに前年を上回った。車名別では「ホンダ N BOX」が2万3090台で、3カ月連続トップ。上半期累計でも「スズキ ワゴンR」を上回った。
輸入乗用車は海外メーカー製のみでは2万5229台、前年同月比は113.0%で2カ月連続のプラス(日本メーカー製を含む輸入乗用車全体では2万9303台、同99.7%)。海外メーカーブランド別乗用車ランキングはVW(フォルクスワーゲン)が5751台/前年同月比104.5%で2カ月連続トップで、BMW(ミニを除く)が4681台/同116.8%で2位、3位はメルセデス・ベンツで4384台/同115.4%だった。このところ、前年比で高い伸び率を示していたアルファロメオが663台(前年同月比は321.8%)で、アウディ、ボルボ、ミニに次いで7位にアップしたのも注目される。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
劣勢ピアストリ、レース中に王座を諦める時が来る? マクラーレンとチームオーダーについて協議へ
「燃費いいほう一択だろ」本当にそうか? 新型フォレスター“ハイブリッド無し”モデル「コッチのほうがいい」と思う場面とは?
日本導入が待ち遠しい!新型EV「iX3」が目指した次世代のBMW
普段使いからスポーツ走行まで!! アウディ A3スポーツバック/セダンに「クワトロモデル」追加
新車151万円! スズキ「“新”軽セダン」がスゴい! レザー調「高級内装」דメーカー初”のアイテム装着! リッター27km走れる最新「ラパン」何が変わった?
復活したホンダ ヴェゼルの「RS」。全高45mmダウンで得た、スポーツモデルとはまた違う気持ち良さ
温泉地を走る「日本最古級の電車」! 空から見た「100歳超の長老」の雄姿も世代交代か
加工いらずで別次元の音へ! FOCAL/BEWITHのジムニー専用キットを徹底試聴
ヒョンデのハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N」がドライビングの愉しさを深化させるアップデートを敢行
Q1突破か、クラッシュか……ルクレール、扱いにくいマシンに「5番手で満足するのはつらいけど、それが現状」
ドイツ潜水艦に「神棚」があった!? 日独をつないだ「過酷な作戦」 100年にわたる“水面下の交流”とは
トヨタ新「5人乗りバン」発表! 全長4.2m“カクカクボディ”&「上質×広々インテリア」採用で実用性もバッチリ! 「リッター24キロ超え」も低燃費も魅力! 安全機能も進化の「プロボックス」最高級モデルとは?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?