増税前の駆け込み需要で新車販売拡大。ランキングトップはあのモデルが独走【マーケット概況・9月】
掲載 更新 carview!
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9月の乗用車(軽乗用車含む)のブランド別は、9ブランド中8ブランドが前年実績を上回っており、ここからも新車販売が好調だったことがうかがえる。トヨタは普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車のすべてで前年に対し2ケタ増の伸びを見せ、全体では21.3%増と好調だった。なかでも小型乗用車は「シエンタ」が販売をけん引し、31.3%増と伸びが大きかった。
ホンダは小型乗用車と軽乗用車が伸び、全体では4.2%のプラス。特に調子がよかったのは5月にマイナーチェンジした「シャトル」で、38%増と大幅な伸びを達成した。ダイハツは主力の軽が3割増と大きく伸び、全体でも28.6%増と伸長した。
スズキは軽が5.5%増、他も微増し、全体では4.4%の拡大。日産は軽が18.2%伸び、普通・小型乗用車のマイナス分を補って全体では0.5%とわずかながら拡大した。特に「デイズ」が販売をけん引した。マツダは普通乗用車と小型乗用車がそれぞれ20%以上の伸びを示し、全体では22.7%の伸びを達成した。「MAZDA 3」や「MAZDA 2」の販売好調が効いた。
三菱は、普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車のすべてで販売が拡大し、全体では18.4%の伸びを達成した。レクサスは「UX」の好調により、前年比117.7%増と大幅な伸びを達成した。
一方、スバルは前年比1.1%減とわずかながら前年実績を下回った。小型車と軽乗用車はプラスだったものの、販売の主力である普通乗用車が8%減と落ち込んだのが響いた。
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