増税前の駆け込み需要で新車販売拡大。ランキングトップはあのモデルが独走【マーケット概況・9月】
2019/10/29 11:05 carview!
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消費増税を目前に控えた9月の新車販売は、前年比11.3%増の54万8209台と大幅に拡大した。登録車も軽自動車も、乗用車/商用車を含め、ほとんどの部門で前年実績を上回っており、前月までは目立たなかった増税を前にした需要の拡大、いわゆる駆け込み需要が、増税まで1ヶ月を切ってようやく目に見えるかたちで現れた。
カテゴリー別に見ると、登録車は普通乗用車(3ナンバー車)が16.9%増の17万7704台。小型乗用車(5ナンバー車)は8.5%増の12万2576台と伸びており、普通乗用車は6ヶ月連続のプラス。小型乗用車は2018年11月以来、10ヶ月ぶりにプラスに転じた。また、商用車は普通貨物車(1ナンバー車)は3.1%減とやや縮小したものの、小型貨物車(4ナンバー車)は20.7%増と大きく伸び、全体では10%増となった。
軽自動車は乗用車が14.1%増、商用車は10.2%増とそれぞれ拡大し、全体では14.4%の伸びを示した。
なお、2019年上期(4-9月)の新車販売台数は、前年比5.6%増の262万1470台に達し、3年連続でプラス成長となった。それでは順に詳しく見ていこう。
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