もし海外に行くのであればレンタカーで田舎ドライブを体験してほしい
掲載 更新 carview! 文:太田哲也カーライフ・ラボ/写真:太田哲也カーライフ・ラボ
掲載 更新 carview! 文:太田哲也カーライフ・ラボ/写真:太田哲也カーライフ・ラボ
私の初海外レンタカーはイギリス。ヒースロー空港で借りて、田舎の町や村を巡って、また空港に返すというドライブ旅でした。そうです。思い切って都会(ロンドン)を捨てました! クルマ量の多い都会での運転を避けたら、心配事のほとんどが消えることに気が付いたからです。海外の都会の運転は結構ストレスフル。どうしても日本のほうが皆さん礼儀しい正しい運転をされているような気がします。夫が一緒の時は大都会でも運転してみたのですが、本当にここに入ってくる? というようなクルマとクルマの間にも全く遠慮なくグイグイと入ってきます。本当にヒヤッとすることは数知れず。クルマが傷ついたりすることがあまり気にならないみたい。
そんなわけで、海外にいったら、都会を捨てて田舎ドライブに行ってみませんか。田舎道から広がる景色は息を飲む美しさのうえ、走っているクルマも圧倒的に少なく運転も楽ちん。素敵なホテルの宿泊費も都会の半分くらいです。イギリスのコッツウォルズ地方の羊が草を食むなだらかな丘、糸杉がポツンポツンと並ぶイタリアのトスカーナやウンブリアの一本道、「フランスの最も美しい村」に選ばれた村が点在するフランスのアルザス地方、ロード・オブ・ザ・リングのロケ地になったほどのニュージーランドの広大な大自然などなど、電車やバスだとなか回りづらいところでも車だとスイスイです。
では、注意事項をいくつか挙げてみますね。
1) 最初は日本と同じ、左側通行&右ハンドルの国を選ぼう。イギリスやオーストラリア、ニュージーランドがレンタカービギナーにはおすすめです。
2)運転するのは、ゆったり運転できる田舎のみがベター。
都会は交通量が多く、道路も複雑。ドライバーの運転が荒いことも。田舎道で注意したいのは動物。急に飛び出てくるので気を付けよう。
3)予約に関して(1)オートマを借りたい場合は早くから予約。
特にヨーロッパはマニュアル車が多いので、早めにきちんと指定しよう。
4)予約に関して(2)オプションでカーナビ予約を忘れずに。またはスマホでグーグルマップのナビ機能を最大限利用しても(Wi-Fiルーターと予備の充電池も用意!)。
5)予約に関して(3)保険はフルカバータイプが安心。レンタカーの保険は惜しまないほうがベターだと思います。気持ち的にも楽です。
6)予約に関して(4)レンタカー会社は空港内にあるところを選ぶ。空港からさらに乗合いバスに乗らなければいけないレンタカー会社も。
7)予約に関して(5)宿泊予約サイト等ではなく直接レンタカー会社のサイトで予約がベター。早く着きすぎたときなど予想外の事態でも融通が利きやすい。
8)ラウンドアバウト(環状交差点)等の日本にないルールは前もって把握。日本にはないシステムは、まずはネットや本などで下調べをして「頭」で理解しておこう。
9)返却時はナビより標識を信じよう。空港近辺はナビの精度が落ちやすく、ナビが原因で迷うことも。
10)最後に… スピードは控えめに、安全運転を心がけて!みなさん、ぜひ試してくださいね~! ではでは~。
取材・文/太田篤子(ラボ所員)
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太田哲也カーライフ・ラボ
太田哲也校長を所長とし、研究員として自動車業界の専門家が集結。自動車や関連技術のほか、カスタムやドライブ、オーナーイベント、ドライビングレッスン、サーキット走行などのカーライフ情報の収集や研究成果をレポートするカーメディア。
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