中古車購入 [2023.05.10 UP]
70スープラで当時の人気スポットをドライブ~あの場所はいま90’s~
青春プレイバックあの場所はいま90’s
トヨタ GRスープラ 鮮やかなプラズマオレンジ採用の限定車発売
文と写真●ユニットコンパス 取材協力:KINTO(公式サイト:https://vintage.kinto-jp.com)
※ナンバープレートは、はめ込み合成です。
(掲載されている内容はグー 2022年5月発売号の内容です)
今、音楽の世界では80年代後半から90年代のシティポップが世界的に人気を集めている。ご存じのとおり、クルマもネオクラシックが大人気だ。そこで今回は、当時のクルマで当時の人気スポットを訪ねてみた。
70スープラのレンタカーで青春の場所を巡るドライブ
80年代から90年代初頭にかけて、バブル景気に沸いた日本。今でも当時の異様な盛り上がりは都市伝説のように語り継がれている。そして、そこには数多くのクルマたちが重要なアイテムとして登場してきた。
今回は、KINTOが旧車を楽しむためのコミュニティとして運営している『Vintage Club by KINTO』が、期間限定(埼玉キャラバンを5月31日まで実施)で行っている旧車レンタカーの70スープラをレンタルし、90年代初頭の人気スポットをドライブ。当時の世相を振り返りながら、街の様子をチェックし、今と昔でどのような変化があるのか、またはないのかをたしかめに出かけた。
繁華街やクルマ好きが集う場所、そしてデートスポット。いずれも公共交通機関では不便だったり、終電を気にしながらでは楽しみにくい場所だ。クルマはツールであり、自分をアピールするための大事なアイコンだったことがよくわかる。それにしても、70スープラはどこへ行っても映えるし、大人気であった。
また、スポット巡りに加えて、当時人気だったクルマの現在における中古車相場と現在販売している同名または似たポジションにいるクルマも紹介しているので、あわせて楽しんでいただきたい。
皆んなが憧れたスープラは今や旧車ブームでプレミアに
[昔]トヨタ 70スープラ
当時の最新技術を多数搭載し、「TOYOTA 3000GT」のキャッチコピーで登場した高級GT。写真は2.5ℓ直6ツインターボを搭載したモデルで、ルーフパネルは脱着可能。
中古車参考価格帯:220万円~1000万円(全グレード)
[今]トヨタ GRスープラ
トヨタのスポーツカーブランドGRで発売されている最新モデル。本格ピュアスポーツとして、スペックだけでなく走りの質も追い求めた。2022年には待望のMTモデルも追加。
中古車参考価格帯:420万円~900万円(全グレード)
[六本木]あの頃、すべてが輝いて見えたオトナの街
街の熱気を生み出したディスコビルは今や駐車場に
東京を代表する繁華街である六本木。クルマ感度の高さは今も昔と変わらず、最新の高級車やスーパースポーツカーを数多く目撃できる。街の再開発も活発に行われており、2000年には六本木ヒルズが、2007年には東京ミッドタウンが開業。一方でディスコが多数入居し、バブル期の象徴だったスクエアビルは取り壊され、ホテルになっている。
バブル期にはディスコや飲食店で賑わっていたロアビル。耐震基準の関係でビルの解体が決定し、すでに仮囲いができていた。再開発でまた街の景色が変わる。
[昔]BMW 3シリーズ(E30)
コンパクトな車体に高度なメカニズムを凝縮。ライバルを圧倒する性能を実現することで、BMWの名声を大いに高めた歴史的名車。
中古車参考価格帯:120万円~250万円(全グレード)
[今]BMW 3シリーズ(G20)
高級スポーツセダンの代名詞として君臨。現行型はサイズアップし後席も快適に。2022年にマイナーチェンジを受けて、さらに洗練された。
中古車参考価格帯:280万円~680万円(全グレード)
[昔]トヨタ ソアラ(2代目)
「ハイソカー」の代表的存在がソアラ。デジパネやオートエアコン、メモリ付き電動シートなどハイテク装備を満載。若者の憧れの的だった。
中古車参考価格帯:190万円~500万円(全グレード)
[今]レクサス LC
まるでコンセプトカーのようなデザインで登場した高級クーペ。レクサスを象徴するモデルとして、走りや上質さも最高レベルを目指した。
中古車参考価格帯:700万円~1800万円(全グレード)
「3ナンバー」の高級車が飛ぶように売れた
好景気を反映して、高級車が飛ぶように売れたのも忘れられないトピック。特に1988に登場した初代シーマは、1年で3万7000台売れる大ヒットとなり、「シーマ現象」という言葉は流行語大賞にも選ばれた。80年代末から90年代初頭にかけて、各社から高級車が続々と登場する。
[大黒パーキングエリア]改造車文化が花開いたクルマ趣味の聖地
圧倒的なアクセスのよさがクルマ好きの間で話題に
大黒PAが開業したのは1989年のこと。首都圏最大の規模を誇り、東京や神奈川から集まりやすいことから、オープン当初からデートスポットとして大人気に。90年代に入るとクルマ好きが集まり、自慢の愛車を見せ合うクルマ趣味の聖地となった(長時間駐車や集会行為は認められていない)。この日も平日の昼間からクルマ好きが集まっていた。
いまでも変わらずクルマ好きが集まる大黒PA。一方で、時代の変化を感じさせる変化もある。電気自動車用の急速充電器が設置されたことだ。
[昔]日産 フェアレディZ(4代目)
V6ツインターボを搭載するZ32型。2シーターとロングホイールベースの2+2が存在。極上車は当時の新車価格を超えるプレミア価格。
中古車参考価格帯:100万円~650万円(全グレード)
[今]日産 フェアレディZ
型式はZ34のままだが、実質的にはフルモデルチェンジ級の改良を受けたZ。初代S30をイメージさせるデザインもファンを惹きつけている。
中古車参考価格帯:780万円~1000万円(全グレード)
[昔]トヨタ セルシオ(初代)
日本の高級車が世界に通用する実力であることを見せつけた初代セルシオ。高級車ブームを背景に、富裕層だけでなく若者にも大人気に。
中古車参考価格帯:60万円~350万円(全グレード)
[今]レクサス RX
高級車の主流は現在、セダンからSUVへと移り変わっている。2022年フルモデルチェンジしたRXは、購入希望者が殺到し抽選販売になった。
中古車参考価格帯:950万円~1400万円(全グレード)
ストリートをステージに改造車が大流行
サーキットを舞台にするモータースポーツとは別に、ストリートで改造した愛車を走らせ、友人たちと語り合う改造車文化が花開いたのもこの時代。紆余曲折を経ながら、現在では世界に誇れる文化として、東京オートサロン(写真はイメージ)などの展示会も注目を集めている。
3大デートスポットの今昔
[01|山下公園|神奈川]今も変わらず人気スポットただしカーナンパは絶滅
街の喧騒からちょっと離れることのできる山下公園は、定番デートスポットとして当時と変わらず人気を集めている。80年代後半、新山下にはウォーターフロントのハシリとなったレストランのタイクーンや、横浜ベイサイドクラブといった落ち着いたオトナの遊び場が登場したが、それらは今は閉店。時代の移ろいを感じさせる眺めとなっている。
「デートカー」がクルマのジャンルに
クルマと恋愛が密接な関係を持っていた当時。スポーツカーとは別に、スタイリッシュなスペシャルティカーが人気を博し、ついには「デートカー」というジャンルが誕生した。プレリュードやセリカといった車種は、メーカーも恋愛をイメージさせる広告宣伝を行った。
[02|晴海埠頭|東京]夜景が人気のデートスポットは高層マンションが並ぶ街に
1980年代、まだお台場は埋立地で商業施設もない頃、ウォーターフロントとして開発されたのが晴海だった。特に豪華客船が受け入れ可能な晴海客船ターミナルは、その華やかさの象徴でもあった。現在は、客船ターミナルは解体が始まっており、付近は東京オリンピック時に作られたマンション群が、完成に向けて工事のピッチを上げていた。
クルマと音楽の親密な関係
国民的ヒット曲が多数登場し、恋愛と音楽が切っても切り離せなかったバブル期。移動しながら好きな音楽を流せるクルマは、まさに音楽を楽しむための最高の空間だった。自作ミュージックテープが大流行。社外カーオーディオに大金をかけるカスタムも大いに流行した。
[03|美浜大橋|千葉]関東有数のナンパスポットは今やオシャレで住みたい街に
1989年に街開きした幕張は、ハイテクを意識した未来型都市として開発された。マンション群が完成するのは1995年からで、90年代初頭の夜の幕張は、クルマを持っている若者たちにとっては絶好の遊び場。写真の美浜大橋はナンパスポットとして人気で、全盛期にはその車列が数キロ並んだとか。現在は交通量も多く、その面影はない。
ボディカラーはとにかく白が正義
80年代前半のハイソカーブームから始まった白いボディカラーの流行は、バブル期には絶頂を迎えていた。特にトヨタ車のスーパーホワイトIIは、その決定版ともいえる白さで大人気。マークII三兄弟やクラウンのヒットとともに、街の景色に大きな影響を与えた。
人気のデートカーは今どうなっている!?
[昔]トヨタ RAV4(初代)
現代ではメインストリームになっている、乗用車に近い都市型クロスオーバーSUVの草分け的存在。中古車は物件も少なく希少になっている。
中古車参考価格帯:70万円~100万円(全グレード)
[今]トヨタ RAV4(5代目)
型式はZ34のままだが、実質的にはフルモデルチェンジ級の改良を受けたZ。初代S30をイメージさせるデザインもファンを惹きつけている。
中古車参考価格帯:230万円~520万円(全グレード)
[昔]ホンダ プレリュード(3代目)
シャープなフロントマスクにリトラクタブルライトを備えたスタイリッシュクーペ。デートカーとしても、日産シルビアとともに大人気だった。
中古車参考価格帯:100万円~300万円(全グレード)
[今]ホンダ ヴェゼル
スタイリッシュな乗用車という地位を受け継いでいるのは、SUVのヴェゼルだろう。まるでクーペのようなデザインを室内の解放感と両立させた。
中古車参考価格帯:220万円~410万円(全グレード)
[昔]三菱 パジェロ(初代)
不整地を走るためのクロカン4WDに、乗用車の快適性を与えたパイオニア的なモデル。あまりの人気に、フルモデルチェンジが延期された。
中古車参考価格帯:80万円~280万円(全グレード)
[今]三菱 アウトランダーPHEV
三菱が培ってきた技術の集大成となるクロスオーバーSUV。あらゆる天候、路面で安全な走行を実現。出先で電力を供給することも可能。
中古車参考価格帯:420万円~630万円(全グレード)
街は変わったが、クルマで出かけるワクワクは不変!
90年代の人気スポットは、海沿いのエリアが多く、当時は夜は特にクルマでないとアクセスしにくい場所だった。だからこそ、若者はこぞってクルマを求め、ドライブを楽しんだわけだ。街の景色は変わっても、その楽しさは変わらない。やはり移動がもたらす喜び、ワクワクは不変なのだ。
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