■日本ではスタイリッシュなミニバンはなぜ減少しているのか
日本で安定した人気を誇るミニバン。コンパクト・ミドル・ラージとボディサイズ毎に細分化されています。
【画像】デカすぎる「シエナ」全長5m級の凄すぎる内外装を写真で見る(49枚)
また、デザインでは大きく背の低いタイプと背の高い通称「ハコ型」の2ふたつが存在しますが、最近ではハコ型が主流となっているようです。
なぜ背の低いスタイリッシュなミニバンは減りつつあるのでしょうか。
かつてのミニバンでは、トヨタ「イプサム/ウィッシュ/アイシス/エスティマ」、ホンダ「ストリーム/エリシオン/オデッセイ」、日産「プレサージュ/ラフェスタ」など全高が低くスタイリッシュなデザインのミニバンが多く存在しましたが最近では背の低いミニバンは減少傾向にあります。
一方でハコ型ミニバンは、各社の現行ラインナップでも多く存在します。
トヨタでは「ノア/ヴォクシー」「アルファード/ヴェルファイア」、ホンダ「フリード」「ステップワゴン」、日産「セレナ/エルグランド」などが挙げられます。
そうしたなかで、東南アジアでは背が低くヒンジ式ミニバンが主流で、北米ではスタイリッシュなトヨタ「シエナ」やホンダ「オデッセイ(日本仕様とベースが異なる)」などが一定数の人気を誇っています。
なぜ日本では背の高いハコ型ミニバンの人気が高いのでしょうか。とある自動車メーカーの担当者は次のように説明しています。
「近年の日本市場では、室内の快適性、積載性など広い室内空間ならび使い勝手を求める傾向があります。
その代表例として、軽自動車では全長1700mm以上の『スーパーハイトワゴン』と呼ばれるジャンルが人気なことです。
また、ハコ型ミニバンの多くはスライドドアを採用しています。従来の背の低いミニバンでもスライドドアは採用していますが、開閉時の乗り降りのしやすさやなどから開口部が大きいほうが良いという流れになっています。
一方で海外ではデザインを第一に考えるユーザーが多く、『デザイン>使い勝手』という部分で日本と異なっていると考えられます。
実際にシエナのチーフエンジニアは次のように説明しています。
「米国でシエナは、これまで『サッカーマム(子どもを習い事に通わせる母親)』向けのクルマとしても認知されていました。
また先代シエナなどを購入された米国のお客さまからは『1にスタイル、2に燃費』という声が挙がっていました。
そうしたことから、現行の4代目シエナでは、もっとスタイリッシュでカッコいいデザインを目指して開発しました」
※ ※ ※
また、かつて国産ミニバンの黎明期に登場したエスティマは、初代が「天才玉子」という当時の常識を覆したモデルとして国産ミニバン市場をけん引していました。
しかし、2019年には生産終了となったことで、長きにわたる歴史に幕を下ろしたのです。
エスティマについて、トヨタの販売店スタッフは次のように話しています。
「近年のミニバンを検討されるお客さまは、室内空間、使い勝手を重視するほか、デザインでは、アルファードやノア&ヴォクシーのような迫力感のあるデザインを求められています。
そのため、背が低くスタイリッシュなエスティマの販売は最近では多くなかったこともあり生産終了となったと思われます」
また、スタイリッシュなミニバンに代わって近年はSUVが台頭してきたことも影響しています。
2列/3列の違いなどはありますが、スタイリッシュなデザインかつある程度の積載量、そして走破性などを持つSUVはジャンルとしても定着しており、多人数乗車かつ使い勝手のハコ型ミニバンと、スタイリッシュなSUVという棲み分けがユーザーのなかで出来ているのかもしれません。
初代シエナは、1997年に北米市場で発売。4代目の現行シエナは2020年末販売され、米国生産をカナダ、メキシコ、台湾、韓国に輸出。中国では地場生産して展開をしています。
4代目シエナ、それまでガソリンエンジンを搭載していましたが、4代目シエナからは全車ハイブリッドになっています。
ボディサイズ(XSE)は、全長5184mm×全幅1993mm×全高1770mm×ホイールベース3060mmで、アルファード(S“C パッケージ”)の全長4950mm×1850mm×全高1950mm、ホイールベース3000mmよりも大きなミニバンです。
日本市場には導入されていないシエナですが、2021年に神奈川県や岐阜県で展示されていました。
この展示目的についてトヨタは「シエナのようなSUVライクでスタイリッシュなミニバンについて、日本国内でのお客さまのニーズを調査するため展示をおこないました」と説明しており、あくまでも参考展示だったようです。
シエナに関しては度々「日本導入」を期待するこえがあります。トヨタはシエナの日本導入は「無い」と話すものの、スタイリッシュなミニバンに対する反響には好感触だったといいます。
そうしたことから、いつの日かに次期「エスティマ」ともいえるスタイリッシュなミニバンが復活するかもしれません。
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みんなのコメント
全長と全幅に制限付けながら最大の室内容積求めれば必然。
これ、クルマだけじゃなくて庶民向け新築マンションなんかでも同じ。
総面積70平米のなかで部屋広くするためには、廊下やホールも「無駄」としてなるべく排除するとかさ。