スバル インプレッサスポーツに満を持してSTI Sportが登場。同時にe-BOXERも設定された。ダイハツからはトールの大幅マイナーチェンジ、日産スカイラインは新色追加の情報。スレートグレーは街に人に映えそうだ。
輸入車からもミニ5ドア、レンジローバー、Eクラス、アウディe-トロン、カングーなどなど、新型車の情報が目白押し。大充実のボリュームでお届け。
【画像ギャラリー】インプレッサスポーツ、スカイライン、トール、ミニ5ドア、レンジローバー…充実の新型車・限定車・特別仕様車をギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年9月のものです
文・写真:ベストカー編集部ほか
初出:『ベストカー』 2020年10月26日号
■スバル インプレッサスポーツ/G4(一部改良・10月8日)
現行型デビューから4年目を迎え、ついにインプレッサスポーツの2Lガソリン車にSTI Sportグレードが登場することになった。
かねてから噂されていたインプレッサスポーツのSTI Sportが登場。各部をブラックパーツで揃え、“上質かつスポーティ”というSTI Sportの世界観を表現している
10月8日発表の年次改良で追加された。足回りはSTIチューンのSHOWA製ダンパーをフロントに採用。STI Sport専用のブラック/レッド/グレーのファブリックシートを採用し、インプレッサスポーツらしい軽快さを演出している。
STI Sport専用のメッキリングつきとなり、タコメーターはSTIロゴ入りとなるレッドメーター。最上級グレードにふさわしい演出を施される。
また同時に、フォレスターやXVに設定されている2Lマイルドハイブリッドを搭載した「e-BOXER」モデルもインプレッサスポーツのみに設定されることに。
145ps/19.2kgmの2L DOHCに13.6ps/6.6kgmのモーターを組み合わせたe-BOXERモデル。フォレスター、XVに続いて採用へ
グレーメタリックをアクセント的に採用することで、洗練された先進的なスタイリングをアピール。
専用アルミ(ダークグレー塗装)採用のほか、e-BOXERオーナメントがリアやサイドなどにつく。
●価格:STI Sport…2WD 270万6000円/4WD 292万6000円、e-BOXER搭載グレード…2.0e-Lアイサイト(AWD)256万3000円/アドバンス(AWD)278万3000円
■ダイハツ トール(マイナーチェンジ・9月15日発売)
ダイハツのコンパクトハイトワゴン、トールがマイナーチェンジした。
ダイハツ トール。今回の改良で価格はGグレードで2万7000円程度アップしている
今回の改良は大幅なもので、予防安全&運転支援システムの強化や使い勝手の向上、内外装デザインの変更を実施している。
予防安全&運転支援システムでは、新型ステレオカメラを搭載することで検知機能を強化。衝突回避支援ブレーキ機能を夜間の歩行者や追従する二輪車にも対応させたとともに、検知距離や対応速度も向上。
新機能としてブレーキ制御付き誤発進抑制機能(前方・後方)などを全車装備し、一部グレードで全車速追従機能付きACCも追加した。
使い勝手としては、仕様に応じてオートブレーキホールド機能付きの電動パーキングブレーキを採用し、9インチディスプレイオーディオをオプション設定。シート形状を変更して座り心地とホールド感を向上させている。
デザイン面では、フロントバンパーやフロントグリルなどが新意匠となり、内装はセンタークラスターパネルが変更されている。
トヨタブランドのルーミーも同時にマイナーチェンジ。価格は155万6500~209万円
●価格:155万6500円~
■日産 スカイライン(仕様向上・9月14日発売)
日産スカイラインが仕様向上を実施。
仕様向上された日産 スカイライン
新色である2色のボディカラーを追加するとともに、内装色にもグレーなど新色2色を仕様にあわせて採用。また「400R」はドアウエストモールディングにブラックの加飾を施すなど、よりスタイリッシュなイメージになった。
日産 スカイライン(新色のスレートグレー)
日産 スカイライン(新色のディープオーシャンブルー)
●価格:435万3800円~
■MINI5ドア ローズウッド エディション(限定車・8月31日発売)
MINIクーパー5ドアをベースにした限定車「MINI5ドア ローズウッド エディション」が、日本国内200台限定で発売された。
MINI5ドアに大人の雰囲気を持つ落ち着いたボディカラーの限定モデル「ローズウッド エディション」が登場。納車は今年秋以降。価格は399万円で、ベース車の61万円高となっている
この限定車は、MINI5ドアでは日本初導入となるインディアンサマーレッド・メタリックを外装色に採用。
内装は、クロス製ブラックパール、レザレット製カーボンブラックを用い、上品な装いを実現。さらに安全装備も充実した仕様となっている。
●価格:399万円
■レンジローバー(年次改良・9月11日受注開始)
レンジローバーの2021年モデルが発表された。
写真はレンジローバー誕生50周年を記念した特別仕様車「レンジローバー フィフティ」。38台限定で登場
2021年モデルでは、2021年モデル限定で「レンジローバー ウェストミンスター」、「レンジローバー ウェストミンスター ブラック」、「レンジローバー SVオートバイオグラフィ ダイナミック ブラック」を追加したのが特徴。
レンジローバー誕生50周年記念の特別仕様車「レンジローバー フィフティ」も38台で登場。
●価格:1493万円~
■メルセデスベンツEクラス(マイナーチェンジ・9月10日発表)
メルセデスベンツのEクラス(セダン/ステーションワゴン/オールテレイン)がマイナーチェンジした。
改良型Eクラスセダンにはガソリンとディーゼル、2種類のプラグインハイブリッドモデルが設定される
今回のマイナーチェンジでは、エクステリアがシャープなイメージに変身。フロントグリルはワイドな台形となり最新世代のメルセデス顔に。リアコンビランプは横長の2分割型へ変更され、ダイナミックさが強調されている。インテリアは、一部のグレードでスポーティな新デザインのステアリングホイールを採用した。
機能面では、メルセデス最新の安全運転支援システムを全モデルで標準装備。さらにAR(拡張現実) を使って実際の景色を画面に映し出すナビシステムも採用している。
パワーユニットは、48V電気システムが組み合わされる1.5L直4ターボなどのガソリンエンジンのほか、ディーゼル、プラグインハイブリッドなどを織り交ぜた全8種類が設定される。
E200ステーションワゴンスポーツ
●価格:769万円~
■プジョー SUV2008(フルモデルチェンジ・9月16日日本発表)
今年(2020年)6月に欧州で発表されたプジョーのBセグメントSUV「2008」が日本上陸。
プジョー SUV 2008。GTラインはパノラミックサンルーフのオプション設定あり(14万円)
車名が「SUV2008」へと変わり、ピュアEVの「SUV e-2008」とともに発売された。
新型のエクステリアは最新のプジョー顔&力強いフォルムへと一新。ボディサイズは、全長4305×全幅1770×全高1550mmで、長さと幅は先代型よりひと回り拡大。全高を抑えたワイド&ローなスタイルとなり、多くの立体駐車場に適合している。
パワーユニットは、130psの1.2L3気筒ターボを搭載。トランスミッションは8速ATが組み合わされ、WLTCモード燃費で17.1km/Lを記録する。
もうひとつ、EVのSUV e-2008は50kWhのリチウムイオンバッテリーに136psを発揮するモーターを組み合わせて搭載。JC08モードで最大385kmが航続可能距離となっている。駆動方式はガソリン仕様、EV仕様ともにFFとなる。
安全装備は、夜間の歩行者などにも対応する衝突被害軽減ブレーキやACCなど最新の先進運転支援システムが全車に標準装備されている。
こちらはプジョー SUV e-2008。スマホでの予約充電やエアコン作動などもできる
小径ステアリングなどを採用した最新コックピットに一新
●価格:299万円~
■アウディ eトロン スポーツバック(日本初上陸・9月17日発売)
アウディとして日本市場初の電気自動車「アウディ eトロン スポーツバック」が発売された。
アウディ eトロン スポーツバック
eトロン スポーツバックはクーペスタイルのSUVで、昨年(2019年)11月に世界初公開。今回は日本導入記念モデルとなる「ファーストエディション」が販売される。
eトロン スポーツバックは、前後にモーターを搭載し、前輪と後輪を独立してコントロールする電動4WDを採用。
前後のモーターを合わせた最高出力は408psで、通常走行時はリアモーターが作動し、4WDが望ましい状況でフロントモーターを作動させてトラクションを確保する。
なお、一充電あたりの航続可能距離はWLTCモード最大405kmを実現している。
ボディサイズは全長4900×全幅1935×全高1615mm。アルミとスチールを適材適所で配置する複合ボディコンセプトを採用するのも大きな特徴となっている。
アウディ eトロンの内装。ダッシュボードの中央にディスプレイが上下に配置される
●価格:eトロン スポーツバック ファーストエディション…1327万円/eトロンスポーツバック ファーストエディション(バーチャルエクステリアミラー仕様)…1346万円
■ルノー カングー アシエ(限定車・9月10日発売)
ルノーカングーに限定車「アシエ」が設定され、100台限定で発売された。
フランス語で「鋼」を意味する車名の働くタフなクルマをイメージしたルノー カングーの限定車「アシエ」が100台限定発売
この限定車は、街中を日々駆け回るフランスの配送車や作業車など、プロフェッショナル達に愛されるタフなクルマをイメージしたモデル。
グレーの専用ボディカラーをはじめ、ブラックの前後バンパーやスチールホイールなどを採用したのが特徴で、トランスミッションは6MTと6ATが設定されている。
●価格:254万6000円~
■ジープ レネゲード スレートブルー(限定車・9月5日発売)
ジープのコンパクトSUV、レネゲードに限定車「スレートブルー」が設定され、100台限定で発売された。
ジープ・レネゲードの限定車が発売。価格は装備を充実させながらベース車の7万円高に抑えている
この限定車は、専用ボディカラーの「スレートブルー」を採用。さらにサイズアップした19インチアルミホイールも装備され足下を精悍に演出。
タイヤパターンをモチーフとしたフロアマットを特別装備している。そのほかLEDヘッドライトなどで装備も充実した仕様となっている。
●価格:369万円
■アバルト595/595C エッセエッセ(限定車・9月19日発売)
アバルト595/595Cの限定車「エッセエッセ」が305台限定で発売された。
アバルト595/595C エッセエッセ。ボディカラーは「595SS」を彷彿とさせるグレー。これにホワイトの17インチアルミホイールなど採用
この限定車は往年の高性能モデルである595SSにオマージュをささげたというモデル。
180psの1.4L直4ターボエンジンを搭載した595コンペティツィオーネをベースに、アクラポヴィッチ製のエキゾーストシステムを搭載。
グレーの専用ボディカラーにホワイトの17インチアルミホイールなどが組み合わされている。
●価格:403万円~
■ルノーカングー ラ・ポスト(限定車・9月10日発売)
フランスの郵便車をイメージしたボディカラー「ジョン ラ・ポスト」を復刻した限定車が200台限定(6ATが160台・6MTが40台)で発売された。
ルノーカングー ラ・ポスト
●価格:254万6000円~
【画像ギャラリー】インプレッサスポーツ、スカイライン、トール、ミニ5ドア、レンジローバー…充実の新型車・限定車・特別仕様車をギャラリーでチェック!!!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
マツダ「“5人乗り”軽トラ!?」公開! 「4人も寝られる」全長3.7m級ボディに「驚き」の声も! 「AZ-MAXラクーンツー」登場に反響集まる
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
「え…あたしのクルマが勝手に改造されてる…」!? 母のクルマの「変わりすぎた姿」に反響多数! 衝撃の「変貌」に集まった声とは
全長2.2m級で3人乗れる! 59万円からの「小型マシン」に反響あり! 普通免許&ノーヘルでも乗れる新型「トライク」どんなモデル?
スバル新型「“すごい”4ドアセダン」公開に反響多数! 約680馬力の2リッター「水平対向4気筒ターボ」に「スゴイ技術」「走りが気になる」の声も! 漆黒の最速マシン「プロジェクト ミッドナイト」米国で登場
「ヘッドライトが眩しいクルマ」なぜ増えた? 信号待ちで「ライト消さない人」が多数派になった理由とは? ヘッドライトの“新常識”ってどんなもの?
電気自動車に積む「リチウムイオン電池」には2種類がある! レアメタル不足問題を解決する「LFP」ってどんなバッテリー?
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
“車”についてる「謎の板」意味ある? ド迫力な「羽」は日常でも“効果アリ”ってマジ? 賛否分かれる「リアスポイラー」の効果を試してみた
なんと電動過給のV型3気筒エンジン!! ホンダが全く新しい内燃機関搭載コンセプトモデルを発表!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント