スイフトスポーツ1.4ターボはなぜ純正で200馬力くらいで出さなかったのですか？140馬力だったらNAで十分じゃないですかね？

Answer 1

140psだけ見てればそう思うでしょうが、スイフトスポーツに搭載されているK14Cが優れているのは「230N・m (23.4kgf・m)」の最大トルクが2500~3500rpmで発揮できること。

このトルクはNAだと2.4Lクラスの最大トルクに匹敵し、かつNAよりもはるかに低い回転数で発揮されるんですよ。
中回転域から大きなトルクを発揮できるのがK14Cの特徴でありメリットなんです。

そもそもK14Cの出力がさほど高くないのは「最大回転数が低いから」です。
6000rpmあたりからレブリミッターが作動し6300rpmで頭打ちになる。レッドゾーンまで回らないエンジンなんです。

これは元々K14Cがスイフトスポーツ専用では無くエスクードに採用されたエンジンであることからもわかるとおり、「出力よりもトルクを重視して作られたエンジン」だからです。
比較的低い回転数から過給をかけることができ、かつレスポンスを良くするため小型のタービンが採用されていること。燃費を良くするため過給がかかっていない状態でもパワーを得られるよう圧縮比が高めになっていること。エンジンの重量軽減のためフルカウンターのクランクシャフトを採用しなかったことなどの理由があり、高回転まで回らないエンジンとなっているのです。それ故出力はさほど高くない訳です。

ただしNAの140psとは比較にはならないですよ。0-100mまでのタイムならNA 200psと同等かむしろ速いくらいですので、NAの140psとは比較にすらならないです。

またターボ付なので過給圧を上げるだけで簡単に出力は上がる。実売4万円程度のサブコンを付けるだけで10~19psくらいは簡単に上がりますから。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました

Answer 2

じゃもっとカリカリのチューニングして、100万円値段が上がったら、価値がなくなると思うけどね

Answer 3

市販車はトータルバランスを考慮してセッティングを行う。

最高出力だけ高くすればいいという単純な問題では済まない。

レーシングマシンでさえ、近年は最高出力よりもトルクの出方を重視している。

最高出力が高いイコール高性能とはならない。

Answer 4

目的がパワーじゃないから。
排気量をダウンさせて燃費を良くする事が主目的だから、200馬力にする必要なんて無いのです。

ちなみに200馬力にしたら、あの価格で販売できません。

Answer 5

200馬力にすると、シャシーやブレーキ冷却駆動タイヤなども200馬力に対応する必要があります。
車両コストも上がるし、日本の道路事情ではそこまではいらない。
トルクが太い現在のターボエンジンは日常の運転が楽とか、バランスを考えた結果だと思います。

Answer 6

スイフトスポーツ1.4ターボはなぜ純正で200馬力くらいで出さなかったのですか？
トルクの発生回転域を適切に
最大トルク 23.4kg・m(230N・m)/2500～3500rpm

Answer 7

トルク重視ですからね。
ちなみに効率がいいエンジンだと1600ccNAで175馬力ってのがあります。
ただトルクは16k程度と低いので最高馬力になるまで何秒かかるのよ？ってなってその過程ではターボには到底勝てません。

ちなみにスイスポはブーストアップで3000cc相当のトルクが手に入り吸排気もきっちりやると馬力も180～200馬力位まで上がり2000ccの86をコーナー立ち上がりで狙えます。
ようは扱いやすいように抑えてその馬力なんですよねぇ。