ケイマン(987)前期・後期 第二弾です。

Question

先日知恵袋で前期か後期か質問させて頂き、後期型と決めていたのですが近くの中古ショップにちょうど前期ケイマンSがあり、前期ケイマンSと後期素ケイマンがだいたい同じくらいで売っていました。販売店は絶対にＳだ！ と言うのですが、エンジン音はかなり勇ましく、一人で乗るには良いのですが、同乗者はかなり苦痛ではないかと思っています。
前期・後期乗り比べたことがある方で、前期ケイマンＳか後期素ケイマンか良いとこ・悪いとこを教えて頂きたいです。前期ならマニュアル、後期ならマニュアルかＰＤＫどちらでもかまわないと思います。サーキット走行はしません。ほぼ高速を走るか、たまに山道を楽しむぐらいです。

Answer 1

この選択であれば、つまり後期型のSは選択肢にないということであれば、私なら前期型のSにします。前後期の違いのメインはエンジンとトランスミッションです。エンジンは直噴化されて、少しおとなしく、しつけがよくなりました。出力トルクともに見直されていますが、乗り比べてはっきり分かるほどではありません。そのため、どうしてもPDKがいいというのでなければ後期型を積極的に選択しなくてもいいのかと思います。

PDKは好みではありますが、MTに乗ることができてMTが好きであれば乗りにくいと感じるかと思います。常時クラッチが繋がった状態で、クラッチを切って惰性で走ることが少ないので、普通にMTで走るのとは明らかに違うあたりが気持ち悪くて仕方がないです。私がどうしてもATに乗らなければならないのであれば、まだティプトロニックの方がいいと思います。PDKはクラッチの断続がはっきり伝わってきて、その制御が気になって仕方がないですが、トルコンであれば・それがごまかされるからです。しかしMTが選択肢であれば、もうそういった心配もないことでしょう。

あとはエンジン音が大きいこと。Sは素と比べればかなりエンジンの存在感があります。でもそれが好きな人にはいいわけで、素のエンジンはあまりにも静かすぎます。同乗者がどう思うか、これも人によりけりだと思いますが、車内にはそれほど音は入り込まないですし、高回転で音は非常に大きくなりますが、同乗者がいるときは低回転を使うでしょうから、気にすることはないと思います。また低回転を使って走る時には、明らかに素とSではトルクが違いますので、Sの方が断然乗りやすいです。

とにかく素とSではエンジンの性格が全く違います。Sの方が勇ましいのは確かですが、性能でいえば低回転からトルクが強力で非常に使いやすいエンジンです。Sに乗ってから素に乗ると、力がなくて乗りにくいと感じるでしょう。よくクラッチを守るためにアイドリングスタートをする方がいますが、Sなら楽々できます。

個人的なおすすめは、前期型のSです。

質問者からのお礼コメント

やはり一度試乗して自分のフィーリングにあったものが一番ですかね…
アドバイスありがとうございました。