ポルシェケイマンと同ケイマンSの違いを教えてください。

Question

値段および排気量の違い、したがって馬力の違いだけなのでしょうか？ あえて値段の高いSを選択するメリットはどこにあるのでしょうか？ 関連する事柄を含めて幅広くご教示いただけたら幸いです。

Answer 1

ポルシェに限らず欧州車のグレードの違いはエンジンの違いが主で、日本の車の装備の違いというものは少ないです。

ケイマンもまたエンジンが2.7リッターか3.4リッターかの違いが主で、あとはホイール、タイヤの違い、ブレーキの違い、マフラーのテールパイプの違いなどくらいです。要するに動力性能の違いが価格の違いとなりますので、それが必要のないものであれば素のグレードを買えばいいわけです。オプションの選択に制約はありませんので、オプションの選択によっては価格が逆転することもあり得ます。

3.4リッターを選ぶ理由、それは動力性能の高さです。Sを一度味わってしまうと、もう素のケイマンは不満に思うという方も多いのではないでしょうか。実際にトルクの太さが別物のように違いますので、Sの方が運転ははるかに安楽です。またエンジン音がずっと野太くその気にさせられますが、それと比べると素のケイマンは静かで、エンジンのピックアップもおっとりです。MTでは素でも回せばいいですので不満度は少ないと思いますが、PDKですとやはりSの方が出足が鋭いですので楽しいです。

いずれにしましてもポルシェのモデルはどれも、何も装備されていない状態が車両本体価格ですから、それに少なくとも100万円前後、好みによっては数百万円のオプションを選びますので、実際の購入価格は大きく違ってきます。そういう意味ではどのモデルも素のグレードは重要な存在だと思います。

質問者からのお礼コメント

この回答者さま以外にも、皆さまたいへんご親切なアドヴァイスをありがとうございました。たいへんよく分かりました。

Answer 2

やはり、図太いトルクと、大口径ブレーキによるストッピングパワーのデカさですね。街乗りだけなら、影を潜めますが、例えば高速の合流。アクセルを踏み込んだ瞬間に違いがわかります。それが「動力性能の差です」正直、素のモデルとの違いは動力性能を抜いてはほとんどありません。要は、その動力性能のために+αで投資するわけです。だから、メリットの大きさは質問者様の求めるもの次第。「動力性能なんざどうだっていい」ならあえて選択する意味はあまりないかな。

Answer 3

９８６、９８７、９９７、９８１と４台のＳを乗り継いでいます。

排気量、馬力、トルクの差が、加速感、最高速に直結します。Ｓはブレーキも強化されていますから、ストッピングパワーも異なります。（ものすごく重要）

２．７は回して楽しいと言われいますが、回さないとＳと同じようには走らないからです。オプション価格もＳよりも割高なものが多いです。

２．７「でも」楽しいのであって、３．４に乗り慣れていると、もはや素は乗れません。

ただ、２．７にＰＣＣＢという選択枝はアリだと思います。

勝手なコトを申しましたがお許しください。

Answer 4

ポルシェの車のは、スピードリミッターが有りませんので
馬力の違いは最高速度の違いに直結します。
素ではオプションのキセノンライトがSでは、標準で装備されます。
Ｓは、ブレーキディスク径が大きくなりキャリパーに赤の塗装が施されます。
マフラーのテールパイプの形も違ったような・・・

その他にも細かい所で違いは有るのでしょうが
勉強不足で網羅できていません。

Answer 5

それ以外ですとタイヤサイズとホイルサイズがＳだと素より大きいです。
あとは皆共通のオプションを選べると思いますので変わりないですね。
現行のケイマンなどはCGなどで見ますとＳより素の方が評判が良く、必ずしもtopモデルが最高モデルとは言えないかも知れません。