リアスプリングの直巻き化について

Question

質問させていただきます。
コルト ラリーアート バージョンRにBLITZの車高調をつけています。
リアのバネを直巻きタイプに変更したいのですが（BLITZ付属は荒巻）、
荒巻のタイプの車高調整アタッチメントだと、直巻きバネをそのまま取り付けることは可能でしょうか？
また、スプリングバネレート4キロの荒巻から、同じく4キロの直巻きスプリングに変更しようと思うのですが、
自由長は付属の荒巻スプリング（180mm）と同等のものを使用すればよいのでしょうか？
スプリングはSWIFTを予定しております。

どなたかご教授いただけると幸いです。

Answer 1

スプリングとショックが別の車種の場合、スプリングは専用品となり余程の車両では無い限り直巻化は出来ません。
内径が一般的な車高調用の直巻の場合には60mmか65mm。
車両側のバネが取り付けられる部分はそれ以上のサイズが主。
また他の理由として、リジット･トーションビーム方式の場合には弧を描く様なアームの軌跡のため直巻では対応出来ないと言う事もあります。

荒巻と直巻とのバネレート換算ですが、荒巻のバネレートに対して直巻の場合は倍程度の換算となります。
そのため荒巻で4kg/mmなら直巻で8kg/mmの換算。
バネ形状等の違いによる特性の違いです。
但し、仕様から伺う感じとしては荒巻形状でもほぼ直巻に近い特性のバネじゃないでしょうか。
ダブルウィッシュボーンでは無い限り、レバー比の関係でコンパクトカーで荒巻4kg/mmなんてレートが高過ぎます。
純正が恐らく1.8～2.5kg/mm辺りのレートでしょうから、その辺を考えれば4kg/mmはありえません。

仮に直巻が取り付けられたとして、5～6kg/mmが最低ラインで仕様に応じて6～7kg/mmが妥当な様な気もします。
自由長は状況に応じては160mmとかにもなるんじゃないでしょうか。
直巻バネは自由長の違いで、同じレートでもたわみ量の違いが出て乗り味が変化します。

最後に、「教授」は誤用。
先生を示す意味で、正しくは「教示」です。
似た様な言葉で多くの方が知らずに正しいと思って使用していますが、間違いです。

質問者からのお礼コメント

詳しいご解説ありがとうございました！
リアは現状の荒巻のままでセッティングをつめてみたいと思います。

誤用のご指摘もありがとうございました。今後気をつけたいと思います。

Answer 2

スプリングの上の受け皿と下の受け皿が直巻きのバネにきちんとはまるなら取り付けは可でしょう。
ただバネとダンパーが別体の車高調についてはバネの内径が直巻きスプリングの規格と合わない場合があります。それに上皿と下皿のサイズ違いやバネの当たる面が平らでないなどいろいろ不都合があるかもしれません。とりあえずバネを外して内径（上下）調べて直巻きの規格に合うかどうかを調べてみてですね。合わないのであれば受け皿を加工してくれるところを探してください。

まあこれがスイフトであれば田中実のところ（TMスクエア）で販売してるからそちらをどうぞ、で一件落着なんですが・・・・・・・・・・・・