audiのTT。年式は2004年の走行距離5万kmの中古TTに関してなんですが、故障は多いのか、少ないのかが知りたいです。外車だから当たり、ハズレがあるなどの回答ではなく、個人的にはこう思うなど

Question

のはっきりした回答がいただけるとありがたいです。

Answer 1

２００４年式のアウディＴＴなら初代の．．．

直４の１．８Ｌ、複雑なＤＯＨＣ５バルブ
超狭角Ｖ６の３．２Ｌ、これまた複雑なＶＲ６．．．
ＦＦ（２ＷＤ）もあればクアトロ（４ＷＤ）もある．．．
．．．ご質問のＴＴが「どれか？」によっても違いが出ると思いますが．．．

ですので「一般論」的な回答を．．．

＊）アウディは随分（相当？）前からＶＷグループの一員ですし
大量生産を前提にしたＶＷの車と設計/部品の多くを共用しています．．．
ですので「ＶＷのウィークポイント」は「アウディのウィークポイント」です。
ＶＷで一番（日本で）売れているのはゴルフ、だからゴルフで壊れる部分は
アウディでも．．．と考えた方が良いかと思います。

＊）不具合が出る～壊れると「金」が掛かる一つがエンジン。
その中でも「タイミングベルト」「テンショナー＆プーリー」「ウォーターポンプ」
に関しては鬼門！タイミングベルトは走行５万ｋｍでも経過年数９年からみて
乗るのならば交換が（ほぼ絶対に！）好ましい頃合（無交換ならば！）
そして同時にテンショナーとプーリーは絶対！に交換するコト！
これらは樹脂製で「粉砕」することでエンジンに致命的なダメージを与える
何故？この部品を樹脂で作るのか？と疑問に思う部品。
ウォーターポンプも同様に樹脂製のインペラ（羽）で経過年数（稼動時間）で
インペラが粉砕したり消耗（消滅！）したりでオーバーヒートを起こす！のは
ＶＷ設計のエンジンの欠点（欠陥？）．．．ウォーターポンプは金属製対策品が
出ている（はず）なので、ベルト＆テンショナー＆プーリー＆ウォーターポンプ
この部品は「乗るならば予防整備として交換すべき！」部品かと．．．
だから、これらの部品/箇所の過去の交換履歴を必ずチェック！
無/未交換ならば「交換を前提に整備費プラス」した価格を意識して！

＊）１．８の直４エンジンは５バルブヘッド（＋ターボ）（貼り付け写真参照）
３．２のＶ６はＶバンク角が極端に狭いＶＲエンジン（ＤＯＨＣ４バルブ）．．．
どちらのエンジンも正直言って「ヘッドが熱的に苦しい、厳しい」エンジン
その上でドイツ車は水温/油温が高め（な設計）なので、部品の熱害が．．．
平均速度が低く、発進～停止が多い日本では樹脂部品やゴム部品などの
負担が大きく寿命が短め．．．そうそう、イグニッションコイルが弱いのも定番
貼り付けた写真でも判るように直４でもギッシリ＋カバーで覆われているので
停止＆低速状態での放熱性は悪い．．．から余計に熱が悪さをする．．．
電動ファン（モーター）の寿命も短め（故障報告が多い）
．．．単純に走行距離だけでは判断出来ない．．．街乗り中心の使われ方だと
距離の割には劣化が早い．．．

＊）そしてＤＧＳ．．．のトラブルは知恵袋でも多数見つかるはず．．．
これに関しては詳しくは調べた事は無いので詳細は控えますが、壊れると
高額な修理となるらしく、試乗でのチェック＋保証の有無、過去の整備履歴を
しっかりとチェック！

＊）意外と「ガソリン（もちハイオク）」「タイヤバランス」等には敏感
ある程度「手間隙」を掛けてあげないとスネるらしい？．．．
国産車のように「ノーメンテで乗りっぱなし」は通用しない車．．．


．．．等はある程度調べればネット上で多数見つかる情報．．．
故障情報も修理情報は今のネット社会では時間を少し掛ければ出てくる
上手く社外品を使って安く直す方法、壊さない様な乗り方＆メンテの注意など
本気で乗りたくて買いたくて、ならば金を掛ける前に情報収集に時間と手間を
掛ければ「大して怖くは無い」ですヨ！

既に新車保証は終わっている年式、高いディーラー整備に拘る必要は無く
近場で信用できる整備工場を見つける事が一番大切かも！

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。
納車することは決まったので、意見を参考にして、メンテなどしっかり行いたいと思います。

Answer 2

外車だからではなく、中古車だから個別の事情が大きくモノを言うでしょうけど、心構えとしては『壊れまくる』と覚悟して買うべきでしょう。
もし壊れなかったら、それは超ラッキーということです。