伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの名を冠した究極のモデル「マクラーレン・セナ」の全貌が明らかになった。マクラーレンは3月6日に予定しているジュネーブモーターショーでのワールドプレミアに先駆け、セナのスペックや性能データを含む詳細を明らかにした。
マクラーレンがいうところ「セナは公道走行も可能だが、サーキットで最高のパフォーマンスを発揮する」ことを追求したクルマ。車重はマクラーレンF1以来、最軽量となる1198kgに抑えられ(P1は1395kg)、パワーウエイトレシオは1.49kg/psを誇る。
セナの総生産台数は500台で、2017年12月の発表時点でオーナーはすべて決まっていた。価格は67万5000ポンド(約1億7600万円)。ちなみに最後の1台はマクラーレンのカスタマー向けのイベントでオークションにかけられ、その200万ポンド(2億9900万円)の落札額は、支援を必要としているブラジルの200万人の子供や若者に教育を提供している非営利団体アイルトン・セナ財団に寄付されることが発表された。